2004年12月31日作成
2004年12月31日更新
The Special Providence - 旅行日記 - 岐阜旅行(2004年09月18日)(その9)
(その1), (その2), (その3), (その4), (その5), (その6), (その7), (その8), (その9)
尾西線最南端の弥富に到達。この駅はJR関西本線と共用しています。通常の国鉄型2面3線の駅の一番外側を名鉄が使っているという状態。ただ、関西本線は貨物列車が多いためかJR側には中線もあります。ちょうど私が着いた時には青いDD51が引くコンテナ貨物列車が四日市方面へ向かって走り去っていきました。到着した名鉄電車は折り返し碧南行き(写真81)。今年3月に三河線末端区間廃止を前に訪問した、現在の三河線の最南端駅です。支線から支線への直通がすごいです。JR東海の駅名票があるホームに名鉄の電車が止まっているのも不思議な光景(写真82)。
弥富駅(写真83)といえば、春から夏にかけて放送されていたNHKの最長一筆書ききっぷの旅の番組で訪れていました。金魚の町ということで取材していました。また、ここは長らく国鉄でもっとも標高の低い駅として有名で、ホームにも今でも「地上で」もっとも低い駅の案内板が立てられています(写真84)。地上で、と付けられているのはもちろん、地下にある駅を含めればまだ低い駅はあるからで、国鉄/JRに限ってみると東京の総武快速線が開通したときに馬喰町駅(地下駅)が弥富駅を抜き、さらに今では青函トンネルの中にある吉岡海底駅が-149.5mとダントツで1位となっています。民鉄や公営を含めるとそれ以前から地下鉄の駅が弥富駅より低い位置にあったと思いますが、未調査。
弥富から津島線を経由して一旦新名古屋へ。今度は犬山線で犬山へ。昨日広見線を乗った後の帰りに犬山線を通っていますが、乗り潰しは日中に限定しているので再乗車。今度こそパノラマカーの先頭展望を楽しむことができました。犬山で小牧線に乗り換えて小牧へ。ここで名鉄乗り潰しからちょっと外れて桃花台新交通を乗り潰すことにします。桃花台新交通は、小牧から東側のニュータウン桃花台を結んでいる新交通システムで、その名前から通称ピーチライナーと呼ばれています。名鉄小牧駅を出ると目の前に桃花台新交通の駅があり、三河線を乗りに来た時に購入していたトランパスで入場しましたが、目の前で列車に行かれてしまいました。しばらく待って次の列車に乗車。1両1両はかなり小さな車体で、運転台は一方にしかついておらず、終点にあるループ線(写真85)を回って反対側を向くという仕組み。ヨーロッパのトラムなどに良くあるという話を聞く方式ですが、見たのは初めてです。終点桃花台東駅は閑散(写真86)。日中ということもあるかもしれませんが、需要が少ないのでガイドウェイバスに改造することも検討しているという話も聞いています。
桃花台交通の路線は、小牧と隣の小牧原の間では、名鉄小牧線と並んで走っていて、小牧原駅の位置はほぼ同じ場所にあります。乗り潰しの都合上行きは小牧で乗り換えましたが、帰りは小牧原で乗り換えてみることにしました。桃花台交通の駅はトランパスで自動改札を抜けるのは問題ないとして、名鉄の小牧原駅に入場するのには問題があります。私の持っている3・3・SUNフリーきっぷは当然自動改札非対応のきっぷであり、小牧原駅は無人で完全自動改札化されています(写真87)。写真を見れば分かるとおり、有人通路というものは全くありません。ではどうするかというと、無人駅システムと呼ばれるものが導入されており(写真88)、インターホンで有人駅(おそらく小牧駅)の駅員を呼び出して、備え付けのカメラにきっぷを提示して自動改札を解除してもらい、入場します。(写真88)は自動精算機ですが、券売機の方にもほぼこれと同等のものが設置されています。写真右側にインターホンがあり、その右下に小さな台がついていて、そこにきっぷを置くとその上にあるカメラで撮影して駅員が確認する仕組み。なかなかよくできています。これだけ設備投資しても駅員がなくせる利点は大きいということでしょう。ほとんどの乗客は自動改札対応のきっぷを使うでしょうから、有人駅側で駅員が呼び出される回数もそうないでしょうし。かといって、こういったシステムを導入せずに無人化すると不正乗車がはびこるので、車両側できっちり運賃収受ができない場合はこのシステムが今のところベストでしょう。あとは自動改札強行突破だけが問題ですが、一応監視カメラで撮影しているとの由。
そして、再び小牧線の電車で移動(写真89)。小牧線を上飯田で完乗。名鉄小牧線は長らく上飯田が都心側ターミナルであり、ここ自体はまだ都心へかなりの距離を残しているのに、バス以外に接続している交通機関がなかったために不便だったのですが、昨年ついに名古屋市営地下鉄名城線の平安通駅から上飯田駅まで上飯田連絡線が開通して一気に改良されました。上飯田-味鋺間は同時に地下化されたので、上飯田駅自体も地下鉄の駅のようです。一応、上飯田で降りてみましたが、本当に外はバスターミナルがあるばかりで、あとは都心とはいえない町並みです。上飯田で降りたのは精算を嫌ったということもあって、再入場したときにはトランパスで入場。上飯田連絡線は名古屋市交通局なのでフリーきっぷは使えません。平安通で名城線に乗り換えて大曽根へ。ここで名鉄の孤立路線瀬戸線に乗り換えました。終点側の尾張瀬戸(写真89)まで行って折り返し栄町へ。これで今回の名鉄乗り潰しを終えることにしました。この時点で新名古屋以南に未乗区間は固まって残ることになります。
地下鉄で名古屋駅へ移動し、近鉄で帰途に。途中塩浜で降りて、隣のJR貨物塩浜操車場のタンク車を撮ったり、一部で有名になっている「満洲」のギョーザを食べたりして、最終的に白子から特急に乗って帰ってきました。これで来年3月末で廃止になる区間は全て乗車完了したことになります。
(その1), (その2), (その3), (その4), (その5), (その6), (その7), (その8), (その9)
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