2004年12月27日作成
2004年12月31日更新
The Special Providence - 旅行日記 - 岐阜旅行(2004年09月18日)(その5)
(その1), (その2), (その3), (その4), (その5), (その6), (その7), (その8), (その9)
美濃北方駅から、名鉄揖斐線の末端側へ乗車。1時間4本の列車本数があるので結構対向列車と行き違います。終点黒野到着(写真41)。駅は島式ホームの両面が使われていて、さらにもう1面ホームらしきものがあるのですがそちらは閉鎖されていて使われていません。おそらくかつて谷汲線などがあった時に使っていたのではないかと思われます。末端から先を望むと、やはりかつて線路が伸びていたような雰囲気があります(写真42)。
駅は有人。構内踏切を渡って駅舎を通り外に出ると、駅前広場とかは特に無く通常の道路に面しています。駅前には名阪近鉄バスのバス停があり、その時刻表によると1時間に1本程度黒野駅と昨日訪れた近鉄養老線揖斐駅との間にバスが運行されているようです。ここのバスを利用して抜けることもできるわけですね。駅の裏手に回ると、なにやら古い車両が末端に留置されているのが見えます(写真43)。これは何者でしょう? また駅前の通りは黒野駅のすぐ忠節方で踏切になっていますが、この踏切の上から撮影したのが(写真44)。構内踏切の様子、1面だけ使われているホームの様子が良く分かるかと思います。ホームに止まっている電車が次の新岐阜駅前行きで、この後黒野止まりの電車が隣の線に入るとまもなく出発することになります。つまり交互に線を使っているのですね。
黒野から折り返し新岐阜駅前行き乗車。途中忠節まで専用軌道を走行します。忠節駅では頭端ホームに止まっている電車も目撃しましたが、今は基本的に新岐阜駅前-忠節の岐阜市内線と忠節-黒野の揖斐線が直通運転するダイヤのはずなので、あまり揖斐線用の頭端ホームは使われないのではないかと思います。忠節を過ぎると岐阜市内線の路面区間に突入。ふと車窓から前の方を見ると、交差点に電車がバスと並んで止まっていました(写真45)。なかなか印象的な光景。鹿児島出身で、鹿児島市交通局の路面電車を見慣れてきた目からすると、ここはまた随分狭い道路に路面電車を走らせているものだと思います。そのまま終点の新岐阜駅前に到着(写真46)。有名な話ではありますが、岐阜の路面電車は安全地帯も無く直接路面から乗降しなければならないので、かなり危険です。本来は岐阜市内線はさらに300m先の(JR)岐阜駅前まであるのですが、現在道路の改修工事とかで運休中。そして、この運休予定が2005年3月末までで、岐阜の路面電車の廃止予定も同じなので、結局運休のまま運行再開されないまま廃止ということになります。私にとってはついに乗る機会が無いままに廃止ということになってしまうようです。
新岐阜駅前停留所は、名前の通り名鉄の新岐阜駅の前。横断歩道を渡ると新岐阜駅です。すぐ先にJRの岐阜駅も見えています。ここには名鉄の名古屋本線と各務原線が来ていて、駅舎もなんだか2つに分かれているようです。中でちゃんとつながってはいます。そして、その各務原線のホームの一番脇の方に、美濃町線・田神線に直通する電車用の低床ホームがあります(写真47)。この美濃町線、田神線も今回廃止対象になっている路面電車が走るいわゆる「600V区間」です。もともとは美濃町線は先ほど岐阜市内線で通った、新岐阜駅前から少し北の交差点にある徹明町電停へ通じていました。しかし、新岐阜駅に直接乗り入れるために後に田神線を建設して美濃町線の途中の競輪場前電停(この電停も新設)から各務原線の田神駅を結び、そこから各務原線に乗り入れてここへやってきています。各務原線は直流1500V電化なので当然田神駅には直直セクションがあって、専用の複電圧車が使われています(写真48)。路面電車タイプの車両のために、新岐阜駅と田神駅には専用低床ホームが用意されているわけです。新岐阜から関行きに乗車。田神駅で各務原線用のホームを少し過ぎたところに田神線用のホームがあってそちらに停車し、そこから分岐して田神線に入ります。市ノ坪付近に車両基地。競輪場前で美濃町線に入り、野一色の手前で併用軌道を脱して専用軌道に入ります。あとはほぼ専用軌道。
ほぼ国道156号-248号に沿って関へ向かいます。途中、上芥見と白金の間の鉄橋では多数のカメラが待ち構えていました。さすがです。国道に沿っている区間はそれなりに電車が走っても不思議ではない感じがしますが、この鉄橋の前後のあたりで国道から離れると、まるっきり農道の脇を電車が走るといった感じでかなりローカル感があります。このような状態でよく今まで存続していたもの、という感の方が強いです。やがて、終点関到着(写真49)。本来は関での名鉄の駅はここからちょっと離れた新関で、そこから美濃町線は北上して美濃まで行っていましたが、1999年に新関-美濃間は廃止されて代わりに同区間に並行して走っている長良川鉄道の関駅へ乗り入れることとなり、現在の形態となりました。長良川鉄道の駅舎はここと反対側のようですが、こちら側からもそのままホームへ上がれるようになっていて乗り継ぎの利便が図られています(写真50)。どこまで乗り継いで利用する人がいるかは疑問ですが。
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岐阜旅行(2004年09月18日)(その5) - 旅行日記 - The Special Providence
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