先日の小牧でのF2戦闘機墜落事故の原因が判明したそうな。ジャイロセンサからの配線の取り付けミスとは実に情けない。飛行前のチェックでは判別できないんですね、こういう取り付けミス。静止している状態では全く分からないとしても、滑走路へ向けての移動中に横方向の加速度をジャイロが検出するはずなので、そのあたりでチェックできなかったものなのでしょうか。センサの問題で墜落してしまうというのは、コンピュータ制御で飛んでいる現代の機体ならではですね。古い機体ならば、センサが異常でも計器に変な表示が出るだけで、パイロットがそれを無視してきちんと操縦すれば飛びますが、F2では操縦桿の操作は全て電気信号に変換されてコンピュータを経由して方向舵や昇降舵を動かしているので、コンピュータがセンサの異常に騙されるとちゃんと飛んでくれません。おかげでソフトウェアのバージョンアップで飛行特性を変えられるという魔法のようなことができてしまうのですけど。
しかし疑われているように破壊工作だとすると極めて深刻なような。以前から相次いでいる配線の故意の切断事件が小牧で相次いでいたという話と合わせると、なんとも不気味なことになってきました。
しかし、これでF2の飛行が再開されることになったので、とりあえず日本の防空がF4だけに頼っているという状態は解消されました。よかったよかった。