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旅行日記 鉄道模型の部屋 書評

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2006-06-01 「はやぶさ」イオンエンジン起動試験成功 [長年日記]

tDiary 362日目

_ [科学技術]「はやぶさ」イオンエンジン起動試験成功

小惑星イトカワに着陸に成功した後姿勢を崩して一時期地球との連絡が取れなくなっていた探査機「はやぶさ」ですが、通信を2月に回復していて、さらに今回イオンエンジンの軌道試験に成功したとのニュースがやってきました。4つあるイオンエンジンのうち2つで成功していて、2つが動作すれば地球に帰還が可能だそうです。2007年春に地球へ向けて出発予定とか。宇宙空間に長く滞在するほど強い放射線の影響などで機器に故障が発生しやすくなってしまうのが心配ではあります。当初2007年の夏に帰還予定だったのに、2010年夏になってしまうというのは随分先の長い話です。もっとも、つい最近火星探査機「のぞみ」に関する本を読んだだけに、行きの行程が予定通りに到着しているだけでもかなり凄いことに思えます。「のぞみ」の時にはパワースイングバイに失敗して、その分を補うために余計にスイングバイを繰り返して大幅に遅れて火星付近に到達することになりました。「のぞみ」の時もトラブル続出で、今回もリアクションホイールが3つのうち2つも故障してしまう事態に見舞われていますが、前回と同じく不屈の運用部隊が方策を見つけて探査を続行させているようでさすがという他ありません。あと4年、首を長くして帰りを待つことにしましょう。


2006-06-02 インドネシアに巡視船艇供与 [長年日記]

tDiary 363日目

_ [社会一般]インドネシアに巡視船艇供与

海賊・テロ対策のために政府が巡視船艇3隻をインドネシアに供与するというニュース。元記事では何も触れられていませんが、おそらく海上保安庁が使っていた中古の船を供与するということでしょう。巡視船も現在の日本の基準では武器という扱いになり、輸出することは一切できないことになっていたのですが、特別扱いにすることにしたようです。テロ対策という名目も書いてありますが、実際にはマラッカ海峡の海賊対策でしょう。やっと実効的な対策を取ってくれるかと思います。

マラッカ海峡はインド洋と南シナ海を繋ぐマレーシアとインドネシアに挟まれた海峡で、日本と中東を結ぶタンカーのほとんどが経由する日本にとって非常に重要なシーレーンです。この海域は海賊が跳梁跋扈している場所として有名で、日本の船舶もしばしば被害にあってきました。マレーシア側はまだましなのですが、インドネシア側は多くの小さな島の陰に隠れて神出鬼没で現れる海賊に対策が追いつかずに跳梁を許してきたというのが現状です。しかしインド洋大津波の時に各国の援助の艦船(=軍艦)がこの海域に集結するとたちまち被害が収まったことから分かるように、しっかり治安維持の対策を取れば押さえ込むことは可能なのです。これまでは、インドネシアはあまりに広大でしかも島が多いので、海上の警備用の装備・船舶が追いついていないというのが実情でした。

これに対し、これまで日本の海上自衛隊・海上保安庁が装備する護衛艦や巡視船は他国の基準からするとまだまだ新しいと形容されるようなよい状態のままで退役して解体処分されてきました。我が国で不要になったものなのであれば、インドネシアのように警備船舶が不足している国に供与すれば我が国の利益に直結するマラッカ海峡の海賊対策になるのですが、武器輸出を厳しく禁じてきた政策に阻まれてきました。もちろん武器の輸出をしないというポリシーはそれはそれで重要だと思うのですが、直接他国で軍事作戦に用いられるようなものでもないのにそこまで杓子定規に適用してしまうのもどうかと考えてきたところ。やっとのことで腰を上げて今回のような措置を講じてくれることになったようです。

日本は単独で存立しているわけではなく、特に天然資源に乏しいことから海上輸送は日本の生命線といえます。我々の普段の生活が世界中に伸びる海上交通線にいかに依存しているものなのか、常々認識しておく必要があると考えます。

さて、巡視船の供与ができたら次は救難飛行艇 新明和US-1Aとその改良型後継機の輸出ですかね。日本近海の海難救助・急患輸送などで750名以上を救助してきた実績がある機体ですが、もともと対潜哨戒機として開発された機材であることと海上自衛隊が運用していることからか武器扱いとなっていて輸出できずにいる機体です。興味を持っている国は多いらしいのですが。

本日のツッコミ(全3件) [ツッコミを入れる]

_ eule [供与する場合、修理はどうするんでしょうねー。自前で修理できない国に供与するとお互いに不幸かと。某国のC-130が老朽..]

_ siketio [euleさんが指摘されているような問題がクリアできれば、お互いにプラスになる非常に有効な援助の仕方になるでしょうな。..]

_ Tamon [さすがに修理くらいはできると思いますが…、兵装システムの複雑な軍艦ではないので。 そういえば旧東ドイツ海軍の中古艦を..]


2006-06-03 阪急・阪神統合へ [長年日記]

tDiary 364日目

_ [鉄道]阪急・阪神統合へ

阪急が阪神に対するTOBを成功させて統合する見込みになったとのこと。村上ファンド側は、自ら会社を経営して利益を上げるビジネスモデルではなく「物言う株主」として行動して高値で売り抜けるのが基本なので、いずれこうなるのは目に見えていたことではあります。取締役を送り込む提案などは脅しに過ぎないというのは最初から分かるので、逆に脅しの効果が弱いのでしょう。

新しい会社は阪急阪神ホールディングスとなるようで、持ち株会社ですからその下に阪急電鉄と阪神電鉄がぶら下がる形になって、直接的には鉄道会社の運営形態に変更は無いのではないかと想像します。しかし効率化を進めようとすると、阪神の車両が阪急の正雀工場に入場するといったことも起きるのでしょうか。両社の線路は直接繋がっていないものの、神戸高速鉄道経由で連絡できますからね。また、鉄道部門以外の統合効果がどれくらいあるのでしょうか。うちの近くも阪神電鉄バスが走っている一方(尼宝線)、阪神尼崎行きの阪急バスが走っているわけで、そのあたりの路線網の調整も行われるのでしょうか。同じ地域に路線網を展開している鉄道会社同士が合併することがどれだけ効果があるのかよく分かりません。

現在建設が進められている阪神の西大阪延伸線は近鉄との乗り入れを行う予定なので、近鉄と統合するというのもありだったのではないかと思っています。近鉄はバファローズを保持できなくなるくらい経営が悪いので実際にはそういう行動に出るに出られない事情があったのでしょうが、既に大阪、奈良、京都、伊勢、名古屋に路線網を展開しているわけなので、それにさらに神戸を付け加えられるのは面白いと思うのですが。ネットワークを拡げてもそれだけの需要は無いのですかね。阪神側からすると難波への乗り入れは大阪の南北の都心両方に乗り入れられるようになることなので、西大阪延伸線には大きなメリットがあるのは間違いないと考えます。しかし逆に近鉄にとっては尼崎や西宮、三宮へ乗り入れたからといってどれだけ追加の需要が生まれるか分からないわけで、西大阪延伸線プロジェクトはお付き合い程度なのかもしれません。近鉄の特急が三宮へ走るようなことはないのでしょう。

それにしても、阪神が最初に大阪と神戸を結ぶ私鉄の路線を建設した後、阪急が路線を伸ばす時に激しいつばぜり合いが行われたことを考えると、その両社が統合してしまうというのは歴史というのは面白いものです。戦時統合という例外的な状況下では、阪急と京阪、近鉄と南海が同じ会社だった時代があるわけですけれども、平時にこういうことが起きるというのは予想もできませんでした。


2006-06-04 METAL GEAR SOLID THE TWIN SNAKES [長年日記]

tDiary 365日目

_ [webサイト更新]「スペースシャトルの落日」書評追加

書評コーナに「スペースシャトルの落日」の書評を追加しました。

_ [その他]METAL GEAR SOLID THE TWIN SNAKES

買ってからずっと放置していたMETAL GEAR SOLID TWIN SNAKESをやっとプレイして、今日一気にクリアしました。PlayStationで1998年にリリースされたMETAL GEAR SOLID(MGS)は、そのストーリー性を高く評価されていましたが、PlayStationの性能の限界もあって操作性や映像の美しさには難点が残っていました。これに対してPlayStation2で2001年にリリースされたMETAL GEAR SOLID 2 SONS OF LIBERTY(MGS2)ではPS2の性能を生かして操作性を大幅に改善し、映像も非常に綺麗なものとなりましたが、一方でストーリーは難解だったためか一部で不評もありました。そこで、MGS2のゲームシステムを使ってMGSをリメイクしたらどうなるか、ということで作られたのがMETAL GEAR SOLID THE TWIN SNAKESです。もっとも対象ハードウェアはPS2ではなくて任天堂のGAME CUBEとなっているわけなのですが。ということで、やってみた感想をネタバレなしで書いてみたいと思います。

まず操作性についてですが、私が慣れていないだけなのかもしれませんがGCのコントローラは激しく使いにくいです。PS2ではコントローラの人差し指で操作する位置にL1、L2、R1、R2の4つのボタンが配置されていて、それをMGS2ではL1=走り撃ち・ホーミング(武器を発砲しながら走ったり、敵に狙いを定めたりする時に使う)、L2=装備品の変更、R1=主観モード(普段は自分自身を上空から見下ろす視点でプレイしているのを、正確に敵を射撃するなどのために主観の視点に切り替える)、R2=武器の変更と割り当てています。GCではこの位置には左手に1つのボタンしかなくて、L、R、Zという3つのボタンなので、PS2のL1ボタンの機能が省略されています(厳密にはBボタンで代用できるようですが)。確かにそれほど重要ではない機能なのでこれが省略されているのはまぁよいとしても、重要な主観モードに切り替えるZボタンが非常に押しづらいのが問題です。敵と戦闘している時に素早く主観と俯瞰を切り替えて戦う必要があるのに、しばしば押し損ねてしまいます。さらに、タクティカルリロードもしにくいです。このゲームでは銃を撃っている時、弾倉の弾が空になると弾倉を引き抜いて新しいものに交換するアニメーションが入るのでしばらく発砲ができなくなり、大きな弱点となります。これを避けるために弾倉の残弾が少なくなった時に一旦Rボタンを押して武器の装備を解除し、再びRボタンを押して装備することで残弾をリセットする「タクティカルリロード」というテクニックがあります。しかしRボタンが押しにくいので、2回素早くRボタンを押したつもりが1回しか押されてなくて、敵と戦っている最中に武器が手元に無いという状況に危うく陥りかけます。

映像については、さすがにPSの頃からすると格段に綺麗になっています。ですが、GCはPS2よりマシン性能が劣るということなのか、MGS2に比べると荒い映像です。MGS2では髪の毛一本に至るまで綺麗に表現された、ほとんどポリゴンであることを感じさせないような綺麗な描写がされていたのですが、こちらではかなりカクカク感があります。一方で、原作に無かった挿入シーンがなかなか魅力的です。多くのゲームはプレイ中はポリゴンを使ってその場で計算して画面を描画していても、挿入シーンではオフラインでアニメータの人たちが描画したものを映像ファイルにしておいてそれを再生しているだけなのですが、MGSシリーズでは全編がポリゴンで構成されていて挿入シーンもその場で描画しています。つまり、それができるくらい人物や弾丸などの運動の物理計算がしっかりしているということなのです。それはPSのMGSの時もそうでしたが、TWIN SNAKESではPS版ではなかった映画のマトリックスのような表現が行われていて非常に流麗です。

MGS2で導入された、エルード(手すりなどへのぶら下がり)や腰くらいの高さのものによじ登ることができる操作も再現されています。本来ゲーム内のオブジェクトはそれに対して行われる操作を想定しながら配置されるものだと思うので、原作を製作した段階で想定されていなかったであろうこうした動作を導入しても問題なくゲームができるようにするにはいろいろと苦労した調整があったのではないでしょうか。それが無ければどうにもならないという場所はあまりないのですが、エルードのおかげで行き止まりだった場所がそうではなくなるなどの変化があって、ゲームの難易度にも若干影響しているように思われます。

再プレイしてみて、やはりMGSのストーリーは非常によくできていると思いました。また、ゲーム内で登場する武器に無駄が無い感があります。つまり、いろいろ登場する武器がそれぞれの特性に応じてこの場面でなくてはならないというような使い方がなされています。これに対してMGS2では、チャフグレネードやスタングレネードなどは使わなくても容易にクリアできますし、グレネードやC4に至っては使い道を考えても思いつかないくらいです。MGSではこうした武器にもきちんと無くてはならない使い道が用意されています。

ところで、原作ではプレイヤーの声は日本語ですが、TWIN SNAKESでは英語で作られていて字幕を日本語・英語で切り替えられるようになっています。日本語字幕でプレイしながら英語の発言を聞いていると、この単語はこういう意味なのかとか、こういう時はこういう文章に訳すのかとか、いろいろと参考になります。尋問: interrogation、独房: holding cell、異状なし: Nothing here、これでも食らえ: Eat this!、などなど。ゲームがゲームだけに新たに覚える単語のジャンルがかなり偏っていますが。

このストーリーを久々にプレイしたもののいろいろと楽しめました。任天堂ファンの人には怒られるかもしれませんが、これをPS2で出して欲しかったものです。もっとも、PS2で出すためには膨大なポリゴンとテクスチャの描き込みが必要で、手間の都合で出せなかったのかもしれませんけれども。


2006-06-05 エレベータの事故 [長年日記]

tDiary 366日目

_ [科学技術][社会一般]エレベータの事故

エレベータが階に着いて人が降りようとしている時に、扉が開いたままかごが動き出して階の天井とかごの床の間に人が挟まれ、その人が死亡する事故があったそうです。戸開走行(とかいそうこう)というエレベータではとても重大とされる事故のようです。エレベータはとても安全性の高い乗り物で、通常人が死亡するような事故など起きないはずなのですが、扉が開いたまま動くというのはインターロックが壊れているのでしょうか。

今回の事故を受けて、mixiの「J2棟のエレベータが面白い」コミュニティ(リンク先はmixiの会員だけ見られます)が話題沸騰中。東工大のキャンパスにあるエレベータも非常に摩訶不思議な動作をするとして取り上げられているのですが、JIN ビジネスニュースというサイトで東工大キャンパスにも 「危ない」エレベーターとして紹介されています。くしくも、今回事故を起こしたのと同じシンドラー社のエレベータだそうです。シンドラー社のウェブサイトによるとスイス発祥のエレベータの世界的なメーカだそうで、世界シェア第2位と宣伝しています。私の記憶では1位オーティス、2位三菱電機なのですが…。国内ではシンドラーは1%のシェアも無いそうです。国内では三菱、日立、東芝の3社で80%以上のシェアがあると言われていますからね。実際、エレベータに興味がある人間の割には今回の事故が起きるまでシンドラーという会社は知りませんでした。それくらい見たことが無いわけです。

今回事故が起きたのも東工大で話題になっているのも、たまたまシンドラー社のエレベータですが、別に元からシンドラー社のエレベータに問題があるわけではないと思います。さすがにそれではこんなに大きな会社には成長しないでしょうし。聞くところによると大量生産で全く同じに作られているはずの工業製品でも、1台1台にどうしても技術者が理解できない「個性」とでも呼ぶべき違いが生まれることは往々にしてあるそうで、そのうち不運な方の個性を持った製品はいくら修理してもまともに動作しないということになるようです。もちろん検査で欠陥品として弾けば何の問題もないわけですが、それが不幸にして出荷されてしまうこともあるわけで。大規模な工業製品だとこういう面がどうしても排除できないですが、それでも生産技術の向上に伴ってばらつきが減少する傾向にあるのは確かなので、製造過程で生じるわずかな個体差が原因なのでしょう。それでもこういう問題が生じている個体があるのであれば、もう取り替えるしかないのでしょう。幸いにして、私のこれまでの人生でそこまで変な動作をする工業製品に出会ったことは無いです。

エレベータは製造するメーカの他に、日常の保守点検をする業者が存在します。メーカ直系の保守業者の他に独立系の保守業者も存在していて、一般にメーカ直系の方が請負の値段が高く、独立系が安いようです。しかし当然ながら自社製品のメンテナンスしかしていないメーカ直系に比べると様々なメーカのエレベータをメンテナンスしている独立系は個々の機種の細かい事情に通じていないことがあって技術的に劣るという話を聞きました。逆にいろいろな機種をメンテするので鍛えられるのかと思うのですがそうでもないのでしょうか。今回のエレベータを保守していたエス・イー・シーエレベータという会社は独立系ですが、検索してみると独立系で安いので切り替えたという管理組合の人が書いた記事がよく出てきます。独立系では結構大手みたいですね。

今回の事故の詳細な原因が公開されることがあるのでしょうか。メディアは事故が起きた時だけ騒いで後は放置するので、原因究明が行われてもなかなか報道してくれないですから。鉄道の事故は国土交通省航空・鉄道事故調査委員会のウェブサイトで詳細なPDFファイルが公開されるようになったので一般人でも簡単に情報が手に入るのですが…。エレベータも国土交通省の管轄なんですね。少し注目しておきますか。


2006-06-06 CDシュレッダ [長年日記]

tDiary 367日目

_ [その他]CDシュレッダ

機密漏洩防止・個人情報保護対策などでうちの部署で導入されていたCD/DVDシュレッダを使って勝手に私物のディスクを処分してしまいました。以前バックアップに用いられていたディスクのうち古くなって不要になったものを大量に処分したことがあったのですが、CD-Rについてはカッターなどで反射面に傷を付けてやることで簡単に反射面を剥ぐことができるので、現実的な手段では読み取り不可能ということでそのまま処分していました。これに対してDVD-Rは反射面がはるかに頑丈で、カッターで傷をつけても傷をつけた箇所しか剥ぐことができず、全体には反射面が残存してしまってデータの読み取りを完全に阻止できるのか不安が残ったので処分できずに保管してありました。今日そうやって保存されていたDVD-Rのディスク4枚を会社に持ち込んで処分。電源を入れて、普通のシュレッダと同じような挿入口にディスクを食わせてやると、ガリガリと食べて粉々に粉砕してくれました。下に出てくる破片を見ると見事な粉砕っぷりです。通常のクロスカットの紙のシュレッダでも、出てきた破片で読み取れる文字で意味を取れそうな場合もあるのですが、こちらはラベルに印刷されている文字も(もともと大きな字で印刷されているからでしょうが)意味を取れないくらいになります。また、ポリカーボネートの板を粉砕した時に一緒に反射面などがはがれて飛んでしまうこともあるようなので、より一層ラベル面は粉砕されています。手作業でここまで粉砕するのは非常に至難の業で、しかも反射面がはがれた薄い破片が大量に散乱するので部屋の掃除が大変です。それを考えると安価な割にかなりの能力を発揮してくれるといえましょう。とはいえそれほど出番があるわけでもないので、個人で買おうとは思いません。

会社ではコンピュータ関連の機材の処理も定期的に実施している(大学時代の「環境整備」を思い出しますが、会社ではそれよりずっと頻繁に週に1度処理しています)ので、できればもう使わない自宅の機材も持ち込んで処分してしまいたいところです(苦笑)。ハードディスクの強力な磁気による処分をする装置も導入されている(05月19日の記事を参照)のですが、こちらは装置を専門に扱っている場所にもって行って処分してもらう必要がある上に、書類に上長承認を貰わないといけないので私用で勝手に使うにはかなり気が引けます。ハードディスクを取り出してハンマーで打撃を加えれば、それだけでほとんど読み取り不能だとは思いますが。


2006-06-07 地底人の秘密 [長年日記]

tDiary 368日目

_ [IT]地底人の秘密

富士通がテレビコマーシャルのキャンペーンで、「地底人の秘密」というキーワードで検索させてキャンペーンウェブサイトにアクセスさせようとしているのはセキュリティ上問題があるのではないか、と高木浩光氏の日記で指摘されている件について。確かに最近そういうコマーシャルをよく見かける気がします。これを見るたびに、単なるキーワードの検索だけで自分のウェブサイトへアクセスさせようと思うなんて、よほど他所のウェブサイトより検索結果が上位に来ることに自信を持っているんだなとだけ単純に思っていたわけなのですが、そういわれてみれば問題があるのかもしれません。それ以前に、既にGoogleに頼り切っている私としてはGoogleの検索結果が汚染されてしまえば悪意のあるウェブサイトにも簡単に飛ばされてしまいますけどね。

これに関して、セキュリティホールmemoで、「Yahoo! では、スポンサーリンクの 2 番目になぜか『ガルエージェンシー名古屋駅前 - 探偵調査はガルにお任せ!相談見積もり無料。お気軽にご相談ください』なんて出てきますね」とあるのですが、調べてみるとこれは単にこの会社が「人の秘密」というキーワードを買っているだけで、たまたま「地底人の秘密」というキーワードの一部がそれに引っ掛かっただけに思われます。探偵社が買うキーワードとしてはごく普通に思われるのですが、どうでしょうか。それで、富士通がそのことを事前に調べてこのキャンペーンをやっているのかは謎です。単に「秘密」というキーワードで検索してもこの会社が出てきますね。

_ [科学技術][社会一般]エレベータの事故(その2)

2日前に多少なりとも弁護するようなことを書いたわけですが、同じシンドラー社製のエレベータで次から次へとトラブルを起こしている話が出てきているようです。本当にこんなに多いのであれば、世界で一番品質に五月蝿い日本の市場をなめているとしか思えないです。

ただ、事故が起きた時のメディアの一過性の叩きの可能性もあるので、冷静に事故発生確率を調べなければやはりなんともいえないと私は考えます。JR西日本の福知山線脱線事故の時も運転士の教育システムが懲罰的でよくないとか遅延回復のプレッシャーを掛けすぎているとか散々メディアが叩いていましたが、その後の兵庫県警の捜査ではJR西日本の体制は他の鉄道会社と大差ないというという話も出ています(元記事から張られているリンク先が既に消滅しているのですが…)。また、一時期三菱自工の自動車の問題も出ていましたけれど、あの時も「また三菱車から出火」のように報道されていたものの、実際にはどの自動車メーカの車だって同じ程度に火災にはなるのです。私の父親がバスに関係する仕事をしていたのですが、あのリコール隠しの騒ぎを経てなお「バスの品質はふそうが一番いい」と断言していました。つまり、事故に乗じて一斉に叩きに走るメディアの報道は実際には全くあてにならないということです。

今回の件についていえば、日本市場でのシェアが1%に満たないような会社の製品でこれだけトラブルが多発しているのであればやはり何か問題があるのかなとも思われますが、メディアでエレベータの分野で世界第2位と報道されていることと符合しないので、不思議でなりません。日本法人がマズッタのでしょうか。

本日のツッコミ(全3件) [ツッコミを入れる]

_ Kすけ [たしか、最近のCMではURLを表示することの制限があったと思います。なので「○○で検索してください」が 増えたんだと..]

_ Kすけ [検索しました。 wikipediaより http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B..]

_ Tamon [なるほど、そういう事情があるんですね。情報ありがとうございます。]


2006-06-08 rsyncでバックアップ [長年日記]

tDiary 369日目

_ [IT]rsyncでバックアップ

私の家の環境はメインマシンがWindows XPで動いていて、それで使われるファイルをバックアップするだけの目的でVine Linuxをインストールした別なPCが動いています。ほぼ同容量のハードディスクが両方に載っていて、常にメインマシンからLinuxマシンへファイルを送っておくというバックアップ方法。もはやCD-RやDVD-Rではバックアップが追いつかないですからね。

従来はSambaでWindowsファイル共有を通じてファイルを送っていたのですが、やはりタイムスタンプとかで自動判定してバックアップすべきファイルだけを送りたいもの。そこでかねてよりrsyncというツールに興味を持っていたのですが、今回いろいろと調べて使えるようにしてみました。Windows側で動かすためにまずはCygwinをインストール。セットアップ中にインストールするものを選択する画面があるので、そこでnetの下にあったrsyncを選択しました。ついでに接続はssh経由でやるつもりだったのでOpenSSHも選択してインストール。Vine Linuxのマシンの方は、aptで調べてみるとrsyncは既に入っていました。sshdも当然動いています。
rsync -auvz --delete -e ssh /cygdrive/d/ [ユーザ名]@[ホスト名]:/hogehoge
のように打つと、転送先のホストのパスワードを聞かれて、その後にWindowsマシンのDドライブの内容がLinuxマシンの/hogehogeに全部転送されました。実は最初は勘違いしていて--deleteのところを-deleteと書いてしまって全然動かずに悩んでいました。何やらエラーメッセージは出るのですがソースコードの行番号を書かれてもよくわからず。

ここで問題になるのは漢字コードです。ファイルの中にどんな漢字コードが使われていようと知ったことではないですが、ファイル名に漢字が使われているといろいろと面倒です。rsyncはファイル名をそのまま送ってしまうようで、Linux側でもShift-JISの名前でファイルを保存してしまう模様。何とか途中で変換することはできないかと思ったのですが、Cygwinの設定でShift-JISのファイル名を正しく表示するようにできたものの、結局転送するファイル名はいじれませんでした。転送後のファイルをSamba経由で見るとファイル名が化けているようにしか見えないので、これは面白くないです。そこでSambaの方の設定をいじってしまいました。標準だとLinux側の保存コードをUTF-8にするようなのですが、unix charsetのところをCP932(=Shift-JIS)にしてしまうとrsyncがファイル名をそのまま送ってできたファイルもSamba側から読めるようになりました。バックスラッシュの文字コードを第2バイトに含んでいる文字があるとどうなるか気になるところではありますが、ファイル、ディレクトリ共に作って試してみたものの問題なく動いているように見えます。ということで、とりあえずこれで行ってみることにしました。よりよい解決方法を御存知の方がいましたらコメント欄にでもお願いします。

ところで、以前はできなかったのに、いつの間にかsshでログインしているところからshutdownしても正しく最後まで電源が落ちるようになっているのですが、なぜでしょう。


2006-06-09 海外出張計画の途中経過 [長年日記]

tDiary 370日目

_ [旅行]海外出張計画の途中経過

もう来月に迫った海外出張の計画の途中経過をちょっと記しておきます。スイスの知人に頼んだ見学の方は「歓迎する」というメールが来て、何とかできることになりました。ただ、まだ詳細は詰めていません。2日か3日見学するつもりです。学界がプラハで始まる前日の07月09日日曜日に出発すると飛行機の時刻の都合でプラハ到着がえらく遅くなってしまうため、前前日の土曜日に出発することを上長に認めてもらいました。土曜日出発だと航空ダイヤが違って、プラハに18時過ぎに到着できます。このため日曜日がまるまる空いて、プラハ市内を回れそうです。これは嬉しいですね。関空-フランクフルト-プラハ-チューリッヒ-フランクフルト-関空のつもりでチケットを手配しています。残念ながら途中の移動行程に鉄道を挟むことはできませんでした。

プラハの空港はルズィニェ空港、空港まで鉄道が伸びていないので、バスで市街地に移動し、地下鉄に乗換のようです。バス、路面電車、地下鉄が共通の運営主体によって運行されていて、きっぷは全部共通。時間制なので、乗換可能な1時間チケットを購入するとバスから地下鉄、路面電車まで自由に乗り換えて利用できるようです。なかなか便利だな、と思ったのですが、海外事情に詳しいryot先生によるとこれは欧米ではごく当たり前のことだそうで、日本は極めて遅れているとか。例によって信用乗車制で、きっぷを買って車内の打刻機で日付・時刻を印字して使用開始しなければならず、万一検察の際に有効な乗車券を所持していないと極めて高額な罰金が課されるというシステムです。地下鉄では自動改札機のように駅側の入り口に打刻機があると書いてありました。プラハの地下鉄は全部で3路線、旧市街の中心部で交差しているようです。路面電車は市内中縦横に運行されていて地図を見たのですが覚えきれないくらい膨大な路線と系統があるようです。120万都市ですが、軌道系交通は日本よりずっと充実している感があります。

プラハの中央駅はプラハ本駅というらしいですが、チェコ語の書き方は複雑でよく分かりません。プラハ中央駅とかも別にあるらしく紛らわしいです。できればちょっとだけでもチェコ鉄道に乗ってみたいもの。ウェブで時刻も検索できます。でもちょっと田舎の方を検索するとバスが出てきます。バスも通しで検索できるシステムは素晴らしいのですがね。ドイツ鉄道の検索ページとか、スイス連邦鉄道の検索ページとかも存在していて、それらの国内に留まらずヨーロッパの主要範囲が検索対象になっていて便利です。これらは同じ入力に対して全く同じ検索結果を返し、バックエンドで動いているエンジンは全く同一と思われます。ヨーロッパはずっと鉄道で繋がっているので、時刻表データも共有するデータベースが整備されているものとみえます。なかなか詳しく時刻表データを返してくるので、非常に楽しくてあちこち乗り回したくなってしまいます。

学会の開催場所がホテルで、しかもそのホテルに泊まる申込書まで学会事務局側が用意してあったので、それに記入して送って予約を取りました。しかし予約確認のFAXでMs.と書いてあって、私の名前は女性に見えたのでしょうか(苦笑)。性別を書く欄は無かったのですが、こういうときは名前の欄にMr.とかつけておくのが普通なのでしょうか。ホテルの場所を確認すると、プラハ本駅の前から地下鉄のB線で3つ南に行ったところです。Googleマップで早速確認しますが、このシステム世界中の地図が見られてウェブサーバの反応も非常によいのは素晴らしいのですが、ヨーロッパの地図はどうも車社会のアメリカ人の発想で作られているのか、道路網はやたら詳しく掲載されているのに駅は一切無視されているという困った地図でした。たとえば、プラハ中心部の地図を見て、プラハ本駅がどこにあるか分かりますでしょうか? 中央部北側の線路が行き止まりになっているところ、と推測した人はセンスがありますが、そこはプラハ・マサリク駅です。正解はその南側、"Riegrovy sady"と書かれている緑地(公園?)の北西の、ちょっと道路の間隔が広がっているグレーの空間です。ここはヨーロッパの都市の中心駅にしては珍しく頭端駅ではないのですね。国際列車の発着は主にこちらで、近郊列車の発着はマサリク駅だとのこと。

大きな勘違いをしていたのは、チェコはEU加盟国であってホテルの値段表がユーロで書かれていたこともあって、ユーロが使えると思い込んでいたのですが、チェコはまだユーロに参加していなくてコルナという通貨単位を使っています。トラベラーズチェックをユーロで発行してもらう依頼をしてしまったのですが、コルナに両替できるでしょうかね。

ということでいろいろ調べて準備を進めています。まだスイスの方はどういう見学になるか全然分からないので放置されていますが、向こうは相手をしてくれる人がいるので大丈夫でしょう。チェコはあまり英語が通じないらしく、治安もあまりよくないというのが心配ではあります。


2006-06-10 東西連系ガス導管 [長年日記]

tDiary 371日目

_ [科学技術]東西連系ガス導管

今月の電気学会誌の表紙を見て初めて知ったのですが、東京電力が東京湾の両側に持っているLNG基地同士を結ぶために、東京湾を横断する東西連系ガス導管なるものを建設したようです。海底ガスパイプラインではなく、海底トンネルを建設してその中にガス管を敷設した模様。最初に電気学会誌の表紙で東京湾を横断して線が引かれている図を見たときには、わざわざガスを通すためだけにそのような長いトンネルを建設するというのはにわかに信じられませんでした。川崎の扇島から千葉の富津まで延長は約18km。東京湾アクアラインの時に相当な費用をかけて建設されて費用の償還に苦しんでいるという現状があるのに、民間企業がこういう事業に手を出すというのもなかなか信じがたいものです。アクアラインではずっと断面が大きなトンネルでしたし、2つの人工島を建設してそこからトンネルを掘り橋を架けたので、かなり費用が嵩んだのでしょう。このトンネルは外径3.62mとありますから、自動車道路の1車線分の幅くらいしかなさそうです。また非常に高速で施工されたのも特徴ですね。地盤の悪い日本の環境下でよくこれだけの速度を達成したものです。ユーロトンネル(英仏海峡トンネル)の時に月進1200mを達成してえらく驚きましたが、こちらも日本の環境下では驚異的と思われる平均月進500mだそうです。ユーロトンネルは非常に地質がよかったですからね。あちらも日本の技術ですけど。

トンネルを掘っても全体がガス導管になるはずも無く、中にガスのパイプを敷設するのでしょう。残りは保守通路でしょう。東京湾の下に東京電力関係者しか通れない横断通路があるというのも面白いですね。しかしパイプを敷設するだけならアクアラインの余ったスペースに収めることはできなかったものでしょうか。先進導坑が空いているはずですし。アクアラインの先進導坑は緊急時の避難通路になるそうですが、そこを消防車が走って現場に駆けつけられるようになっているそうなので、大きさ的には今回建設されたものと似たようなものではないでしょうか。さすがに通常サイズの消防車は無理で、アクアライン専用の小型消防車を特注して配備したと聞いていますが。ともかく東京電力がどのようなコスト判断でこのトンネルの建設に踏み切ったのかが興味深いところです。東西を連絡しなくてもそれぞれでLNGタンカーから供給を受けるだけでは駄目だったのでしょうか。

富津と聞いたので一瞬横須賀と結ぶのかと思ってしまいました。アクアラインを造ってもまだ足りないのか、東京湾口道路とかを考えているわけです。さすがにいくらなんでもアクアラインの惨状がありながらこちらまで建設に踏み切ることは無いと信じたいものですが、相変わらず土建国家ですね。テクノロジーマニア的には楽しいのですけれど。


2006-06-11 韓国がAIPS潜水艦を建造 [長年日記]

tDiary 372日目

_ [軍事]韓国がAIPS潜水艦を建造

韓国がAIPS(Air Independent Propulsion System)を備えた潜水艦、214型潜水艦を配備したとのこと。ディーゼルエンジンで駆動する潜水艦は、浮上航行中やシュノーケル*1を使っている場合はディーゼルエンジンに空気を供給できるのでディーゼル航行できますが、潜航してしまうと空気が供給できないので通常はシュノーケル航行時などにディーゼルエンジンで充電しておいたバッテリーで電気推進をします。しかしバッテリーはあまり長く持たないので、頻繁に浮上して充電しなければならないのがディーゼル潜水艦の重大な弱点でした。これに対し駆動システムに酸素を必要としない原子力潜水艦は水中でも原子炉を駆動していつまでも(乗員が疲労してしまうまで)潜航を続けられます。原潜も騒音が激しい(蒸気発生器や減速歯車など)という欠点はあるのですが、潜行し続けられるという利点が非常に大きく、米海軍のように原潜だけにしてしまったところでは「ディーゼル潜水艦など可潜艦(submarable)に過ぎない」と馬鹿にしています。これに対して何とか通常動力艦でも長期間の潜航を実現できないかと考えて登場したのがAIPSというわけです。その名の通り、大気独立推進システムなので吸気せずに潜航中に動かせる推進システムのことで、広い意味で言えばバッテリー駆動の電気推進だって原子力推進だって大気独立には違いないのですが、これまでの艦の推進方式に対する新しい概念として登場したものなので普通はこれらは含めません。

この記事を書いた記者はあまり詳しくないのか、基本的なところを勘違いしていますね。韓国の潜水艦の方式をAIPSと呼んで、海自の16SSについて「AIPSに似た『スターリング エンジン』を装備した」などと書いていますが、AIPS自体は大気独立という概念を示した言葉であって具体的な推進システムを指しているわけではないので不適当です。韓国の214型は燃料電池を使ったAIPSですが、海自のスターリングエンジンもAIPSの1方式です。また基本的な艦名を誤っています。「孫元一」に対して「ソンイルウォン」という読みを当てていますが、正しくは「ソンウォンイル」ですね。さらに右側の表の潜水作戦距離ですが、水中8ノット時777キロはよいとしても、その次の水上4ノット2311キロというのは明らかに水中4ノットの誤りです。水上ではディーゼル推進を使うのは当たり前で、上にあるとおり水上では12ノットでかなり遠くまで航行できるはずです。

韓国の新聞記事をチェックしているとしばしば「お前がこう断言できる根拠はどこにあるんだよ」と突っ込みたくなる文章を見かけますが、この記事もそうです。「214級は既存の209級に比べ、6倍以上の戦闘力を持つと高く評価」というあたりにポカーンとしてしまいます。戦闘力をそのように単純に数値化できるのなら苦労しないと思うのですが。誰かの与太話をそのまま書いてしまったのでしょうか。またその下の「214級が日本のおやしお・はるしお級、中国の宋・明級などに比べ、大きさはやや小さいにしても実際の戦闘力の面では上回っている」という「専門家の発言」もどこから出ているのでしょうね。まずもって中国の旧式宋型・明型などと海自の艦を比べられても困りますけど。少なくとも既存の209型ではリムパック(環太平洋合同演習)の場で海自の潜水艦にボコボコにされて各国海軍から馬鹿にされているという話しか聞かないのですが。潜水艦は建造技術とともに運用技術も非常に大事で、戦前から連綿と潜水艦を運用してきた日本と最近やっと所有したばかりの韓国では格段に差があるのも当然です。建造技術だって韓国の場合はドイツから設計も部品も買っているわけですしね。大言壮語している暇があったら地道に建造技術にも運用技術にも取り組んだらどうかと言いたいところです。まぁ、大方の予想としては海軍関係者より周りのマスメディア関係者の方が大言壮語して喜んでいると見ますが。

*1 パイプを水上に突き出して吸気する装置、波をかぶっても水が入らない仕掛けになっている

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]

_ みうみう [たぶん6倍と断言した人はスカウターを持っているのでしょう。 そして限界を超えたら発火。]

_ Tamon [韓国ではいろいろなものを測定できるスカウターを持った人が沢山いるということですね。メモメモ。]


2006-06-12 サマータイム導入実験 [長年日記]

tDiary 373日目

_ [社会一般]サマータイム導入実験

北海道でサマータイム導入実験を今年もやるとのこと。いつも思うのですが、これを導入するとなぜ余暇が増やせて経済効果があるのか、全く理解できません。1時間前倒ししたところで1日24時間には全く変わりないのに、余暇を増やせるわけが無いです。日があるうちに帰宅できるから夕方に外で余暇を過ごせるというのですが、それに使った分は中での時間を減らすわけで、結局睡眠時間が削られることになるのではないかと。帰ってからまだ余暇を過ごせるなどと考えるのは定時で帰宅できる恵まれた人だけではないのかとも思います。普通疲れて帰ってきてからさらに外で何かしようとは思いません。特に夏の蒸し暑い太陽の下では、外にいる時間を少しでも減らしたいと思うのですが、おかしいでしょうか。北海道なら夕方になれば涼しいのかもしれませんが。気候の違いを無視して拙速に導入すべきとは思われません。

サマータイム(夏時間)などというから漠然と夏に実施する時間制度かと思われてしまいますが、アメリカ英語ではdaylight saving timeといって直訳すると日光節約時間です。高緯度にあって冬になると極端に日照時間が短くなる国々で、夏の日照を少しでも活用するために生まれた制度なので、別に中緯度にある日本がわざわざ導入する必要はないと思います。日本では北の方にある北海道だって、札幌や旭川はモナコやジェノヴァなどより南にあるわけですからね。もっとも、日本と同じくらいの中緯度にあるアメリカでは実施している州が多いですけれど。

何よりも、一旦サマータイムなしの状態で現在の社会システムが構築されているのに、それを変更するのに掛かる膨大な経費はどうなるのかという点が無視されています。各種家電に内蔵された時計の数は膨大でそれをいちいち手作業で合わせなければならないのでしょうか。新しい製品では自動調整できるようにしても、ソフトウェアの書き換えの手間は膨大です。航空機や鉄道、銀行のオンラインシステム、テレビやラジオの放送システム、インターネットのオンラインショッピングに至るまで、あらゆるところで時刻の情報が必要なのに、法律で決めてしまってから実施するまでに書き換える時間があるのでしょうか。2000年問題なみの騒ぎになるのではないかと思いますが。その費用は誰が負担するのでしょうかね。

簡単に「経済効果」などと言う癖もいい加減に止めて欲しいです。その経済効果を生み出すために使われたお金は、放っておけば別なことに使われたかもしれない分を削っているだけです。全体として経済が本当に活性化したかどうかは評価できません。経済はストックではなくフローなので、お金が短期間でよく回転すれば(回転率が上がれば)経済が活性化したといえますが、「経済効果」を云々する時にそういうあたりを検討しているとは思われません。難しすぎてそこまで評価できないのでしょうけど。

ということで、あまり変なことを考えて迷惑を掛けるのは止めていただきたいです。

本日のツッコミ(全1件) [ツッコミを入れる]

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2006-06-13 都電事故 [長年日記]

tDiary 374日目

_ [鉄道]都電事故

都電荒川線で追突事故が発生とのこと。夜のニュースで都内に残る唯一の路面電車と言っていましたが、一応東急世田谷線も踏切以外の路面区間はないものの軌道ではあります。そういうことを言い始めるとゆりかもめも一部区間は軌道特許で営業していますけれど。都電荒川線だって、王子から飛鳥山に上る辺り以外は全部専用軌道ですしね。

路面電車なので、単線区間での行き違いの順序を守らせるための信号システム以外には信号の設置義務が無いわけです。単線区間ではさすがに電車が行き違いの場所を守らずに勝手に走ると衝突まではいかなくてもダイヤが滅茶苦茶になるので信号かそれに代わる行き違い場所を守らせる装置の設置義務があって、たいていのところではトロリー線(架線)のところにトロリーコンタクタなどと呼ばれるスイッチが付いていてそれを電車のパンタグラフが蹴飛ばして通ることによって信号機が動作するようになっています。信号機そのものは道路の脇の電柱などに取り付けられているのが標準的。一方で、先日私が訪れた土佐電鉄では鏡川橋から西の伊野までの区間は単線ですが、信号システムの代わりにスタフ(通行証)を電車の行き違い場所で運転士同士が交換することで同等の仕組みを実現していました。信号機にせよスタフ交換にせよ、最終的に運転士の注意によって単線区間の進入順序が担保されていることは違いなく、ATSなどの運転士のミスを補う仕組みは全くありません。ましてや、複線区間においては前方列車との接近を防止する閉塞信号のような仕組みは全く無く完全に運転士の注意力任せです。路面電車の速度は十分遅いので運転士の注意力だけで事故は十分防げるだろうということと、起きても大した被害にはならないだろうということでしょうね。さらに、路面区間を走行している場合には前の電車よりよっぽど周りを走る自動車の方が危ないので、電車同士の衝突だけを防止しても大した意味は無いでしょう。私の地元の鹿児島でも路面電車は走っていますが、自動車との衝突事故はしょっちゅう起きていました。特に路面電車の無い都市からやってきた人は電車との協調走行に慣れていないので不用意に軌道敷に侵入して接触することが多いようです。

今度の事故で「路面電車にもATSを」などと安易に言い出す人がいそうですね。閉塞信号機が無い以上簡単には実現できないと思います。GPSを使っても移動体では精度が出ないですし、準天頂衛星ってまだやっているのでしょうか。先行車との距離をレーザ測距装置とかで測定して強制的に減速させますかね。なかなか測定は難しいのではないかと思いますが。

そんなことより一向に減らない自動車の事故の方を何とかして欲しいもの。死亡者についていえば、車の安全装置の向上や救急救命技術の進歩で大幅に減ってきていますが、事故の件数そのものが減っているわけではなく負傷者数は相変わらず増加の一途である状況です。同乗者全員がシートベルトを締めないと発進できない装置とか、飲酒運転を検知する装置、その区間の最高速度を認識してスピードリミッタを掛ける装置など、義務化したらかなり事故は減らせると思うのですが、こちらもなかなか開発は難しそうです(シートベルトは結構簡単ではないかと思うのですが)。


2006-06-14 いろいろ郵便物 [長年日記]

tDiary 375日目

_ [その他]いろいろ郵便物

自分の郵便ポストにどっさりと郵便物が入っていてびっくりしました。普通1通も入っていない日がほとんどなのに、これほど届くことは珍しいです。

株主総会のシーズンなので総会召集通知が届いていました。今株を持っているところでは日本航空(9205.t)と松屋フーズ(9887.t)。日本航空は今期は無配転落です(涙)。全日空の方は原油高の逆風の中でもきちんと利益を出しているのですけれど。松屋フーズは1株辺り12円(中間配当と合わせると年間24円)とまずまず。とりあえず議決権行使書を郵送しておくことにします。日本航空の方はウェブ上から議決権の行使ができるそうなのですが、専用のソフトウェアをインストールして電子署名して送るらしく、今の環境ではNortonInternetSecurityの設定をいじるのが面倒なので郵送にしました。ちゃんと注意書きに「管理者権限の無いパソコンでは使えません。パーソナルファイアウォールの設定変更が必要な場合があります」と明記されていました。それにしても今の猛烈な株安はどうにかならないものか。しばらくは持ち株を売れないですね。

それから、先日申し込んだANAマスターカードの本人限定受取郵便(特例型)到着のお知らせ。今度の週末に郵便局に受け取りに行くことにします。ウェブサイトで申し込んで、1週間程度で発行と書かれていましたが、本当に1週間で来ました。先週会社に三井住友カードから電話が来て本人確認をされて、「発行されるのかな?」と思っていると、帰宅してメールをチェックすると既に「審査に通りましたので発行させていただきます」と来ていました。あの電話は最終チェックだったようで、ほとんど電話の時刻でメールが発信されていました。ちなみに本人確認は最終的には郵便の本人限定受取郵便で担保されるようで、免許証のコピーの提出などは一切ありませんでした。私はウェブで申し込むだけです。一緒に(これは普通郵便で)口座引き落としの申込書が送られてきていて、カードを受け取る前に口座引き落としだけ別に申し込めるようになっていました。

他に、銀行からのお知らせ。通帳に記帳しないでいたので明細が送られてきてしまいました。もっぱらウェブで明細を確認しているのであまり必要ないのですが、通帳は重要なのでたまには記帳しなければと思います。合併で支店が近くにできたことですし。


2006-06-15 Google Earth version 4 [長年日記]

tDiary 376日目

_ [webサイト更新]「補給戦」書評追加

書評コーナに「補給戦」の書評を追加しました。いつのまにかAmazonでも取り扱えるようになっているようで、これなら復刊ドットコムを通さなくてもAmazonで送料無料で買えばよかったですね。

_ [IT]Google Earth version 4

Google Earthのversion 4のベータ版が出たというので落としてきてインストールしてみました。Google Earthのダウンロード元。例によってNorton Internet Securityによってネットワークへのアクセスが遮断されてしまい、設定変更が必要でした。

Google Earthは球体に衛星写真を貼り付けてマウスでグリグリ回転させて眺めることができるアプリケーションなわけですが、地球の丸みが感じられてなかなか面白いです。球体に貼り付ける処理が結構重いためか、ビデオカードの性能がかなり要求されるようです。私の環境はPentium 4 3GHz(Hyper Threading)、メモリ1GBで、ビデオカードはELSA GLADIAC 743 GTというものです。この環境ではサクサクと動きました。CPUとメモリが同じでビデオカードがGeForce6200Aな友人が試したところ重くて使い物にならないという話だったので、いまさらという声もあるかと思いますがはるか昔にダウンロードしておいてあった「ゆめりあベンチ」を動かしてみました。私の環境のスコアは34500、その友人は11000だったそうで、ビデオカードの違いだけでこんなにスコアに差が出るものなんですね。

全体に衛星写真の解像度が上がっているという話ですが、うちの実家のあたりはかなり酷くてまともに家は見えませんでした。鹿児島市内もかなり酷い解像度の割には、実家の隣町の加治木はかなり鮮明な画像が入っています。北緯31度44分28秒、東経130度39分58秒のあたりに私の母校が見えます。

やはり全体に都市部が解像度がよいようです。パリが凄いと聞いて、見てみました。北緯48度52分25秒25、東経2度17分42秒20のあたりを拡大すると、凱旋門が見えます。凱旋門の周囲にどういう色の車が何台いたかはおろか、この解像度だとこの撮影時に何人の観光客がいたかすら数えられますね。他に面白い画像が見えるところを探しました。南緯7度18分39秒、東経72度24分50秒付近を見ると、ディエゴガルシア島の米軍基地にB52らしき航空機が止まっているのが見えます。衛星からこんなにはっきりと飛行機の形まで捉えられるものなんですね。北緯50度3分39秒、東経14度27分36秒付近を見ると、プラハの南東にある鉄道の機関庫が見えて、なにやらターンテーブルが2個南北に並べて設置してあってそれを取り囲むようにぐるっと扇形機関庫がある凄い光景が見えます。これはほとんど鉄道模型の世界ですな。その周囲にも操車場と思わしき場所に沢山の貨車が並んでいるのが見えて楽しいです。

こういうものが手軽に自宅で見られるようになったのは楽しいことですが、こういうものをアメリカやソ連の衛星画像解析者は見てきたんですね。なかなか恐ろしいことです。


2006-06-16 桜島噴火 [長年日記]

tDiary 377日目

_ [社会一般]桜島噴火

地元、鹿児島の桜島で火山活動が活発化しているとのこと。桜島には中心部に3つのピークがあって、北から御岳(北岳)、中岳、南岳と呼ばれ、最高峰は御岳の1117メートル。しかし普段活動している火口は南岳にあります。かつては登山が可能で、火口に石を投げると罰が当たると言われていた時代に大久保利通が「そんなのは迷信だ」と言ってわざわざ石を投げたという話がありますが、昭和の噴火活動以来火口から2km以内は立ち入り禁止です。私の両親などの話では、昔は結構遠足とかで登っていたらしいのですが、昭和53年生まれの私にはそれは適わない話です。南岳は活発に活動していてしょっちゅう噴火し、夕方のローカルニュースなどで「今年何回目の噴火」などといってさらっと取り上げられるくらいで、大して話題にもならない実に生活に密着した活火山です(苦笑)。人口60万人の大都市鹿児島からわずか10kmの距離に活火山の火口があるというのも世界的に見て珍しい例なのですが、鹿児島人にとってはごく当たり前であってあまり気にしていないです。もっといえば、普通の考えだと危険地帯ということで立ち入り禁止にされてもおかしくない桜島にも常に人が住んでいるというのもかなり凄いことでしょう。島中に緊急時の避難用の港があって、今は鹿児島市に合併して鹿児島市交通局に編入されましたが、桜島町が町営フェリーを運航していたのも非常時の避難用でした。また、あちこちにコンクリート製退避壕があって、島の小中学生はヘルメットを被って通学します(しばしば火山弾が降ってくるので)。

割と平気で桜島と共存していられるのは、普段は沿岸部に達するような火砕流も溶岩流も起こさないからでしょう。今回ちょっと騒いでいるのは、普段活動しない昭和の火口が活動し始めたからのようです。昭和の噴火活動では島の南東側と東側の溶岩原を形成して海に達しているので、なかなか危険です。桜島の中で一番大きな集落のある袴腰側にある広大な溶岩原は大正時代のもの、黒神にある埋没鳥居を作り大隈半島との間の海峡を埋めて陸続きにした噴火も大正のものです。桜島の噴火活動の歴史。近年になっても死傷者が何度も出ているので、やっぱりこんなところに住まなくてもという感がありますが…。

噴火活動と最近の大雨があいまって、土石流の被害も出ているとか。特に南西側の野尻川に架かる国道224号の橋は何度も土石流の被害にあって不通になってきたので、少し前に大規模な嵩上げを伴う架け替え工事が行われて、土石流が起きても被害が生じにくい構造になったはずです。昨年夏に大学時代の友人2人を鹿児島に招待し、桜島の湯之平展望台に連れて行きましたが、漏らした感想が一様に巨大な砂防ダム群に対するものであったのが印象的でした。あれがないと火山灰や溶岩の固まった岩石が下流へどんどんゴロゴロ流れていきますからね。

純粋に経済合理性を考えるなら、ここまでの防災工事をして島に住み続けなくても全員を島外に移住させた方がよっぽど安いのでしょうが、大正の大噴火(58名死亡で全島避難)があってもまた島に戻ってきて島の火山灰土壌ならではの桜島大根、桜島小みかん、桜島びわなどの名産品を育てて生活してきた地元の人たちの愛着を考えると難しいところがあります。また、鹿児島にとっては桜島は大きな観光資源ですしね。防災工事を一切放棄して島から外に出てしまうと、島内の道路はたちまち通行不能になって外から見るだけの観光資源にしかならなくなるでしょう。今は島を一周する道路がありますが、これは戦後になってやっと完成したものです。それまでは各集落は徒歩で行くか船で行くかしかなかったところが多かったわけで、自然環境から見るに防災工事をしなければそういう状態に戻るのにそう長い年月はかからないでしょう。ということで、今も営々と防災工事は続けられているわけです。

_ [科学技術]馬毛島に貨物中継用飛行場建設計画

桜島の記事を地元の南日本新聞社のウェブサイトで調べていて見つけました。馬毛島に貨物飛行場建設計画だそうです。馬毛島というのは種子島の北西にある無人島で、行政的には種子島にある西之表市に属しています。かつては人が住んでいたものの今は馬毛島観光という開発会社がほとんど全島の土地を1社で所有しています。日本で2番目の面積を持つ無人島だそうで、結構大きいです。割とキャンプ活動とかで島に行ったという話を聞くこともあります。またかつては日本版スペースシャトル"HOPE"の着陸場建設地点として想定されていたこともありました。打ち上げるのが種子島なので、近くに降りられた方がいいだろうということのようですが、結局HOPEの計画そのものがほとんど進んでいません。

そこでこの記事ですが、延長1200メートルの滑走路を2本建設するとありますが、2本も建設する割には滑走路の全長が短いですね。これでは小型の航空機しか発着できず、想定されているような貨物の中継などには使えないように思います。大体、中国、韓国とアメリカを結ぶ大圏航路は馬毛島付近を通ることは無いと思うのですが、どうなっているのでしょうか。行政がアホな公共事業プランをぶち上げているわけではなく民間会社が言っていることなので何らかの成算があるのだと思うのですが、今ひとつ想定していることが分かりません。

この記事を読んで初めて知ったのですが、既にこの会社この島で全長920メートルの軽飛行機用発着場を建設しているのですね。早速Google Earthでチェックしてみると、島の南北方向に1.2kmほどの直線状の伐採地と、そのちょっと北側に北西-南東方向に700mほどの直線状の伐採地が見えて、どちらも滑走路の建設に見えます。建設作業をしているのかトラックのような車両がいるのも見えます。島の北東部の沿岸には湾に岸壁が造られて、船が入港しているのも見えます。割と大規模に開発しているようですね。しかしなおさら意図が読めないです。こんな無人島に滑走路を造ってもしょうがない気がするのですが。しばらくどうなるのか見ておきましょうか。


2006-06-17 同期の結婚式2次会参加(その2) [長年日記]

tDiary 378日目

_ [その他]同期の結婚式2次会参加(その2)

5月27日に続いて、会社のまた別な同期が結婚して2次会をやるというので参加してきました。前回はその日に結婚式を挙げてそのまま2次会だったのですが、今回は地元で結婚式を挙げたということで日は別でした。場所は京都の河原町。雨が降っていて憂鬱でしたが、傘をさして出動しました。これが雨が降っていなければ、せっかく京都に行くのでまだ見たことが無い蹴上のインクラインや南禅寺水路閣でも見てから行こうかと思っていたのですが、雨だったので直行になりました。

十三で京都線の特急に乗り換えたところ、やはり会に出席する別な同期と遭遇。彼は京都線の2扉転換クロスシート特急車にえらく不満を表明していました。確かに2扉車は座れないと立っているところが無いという感じはしますね。河原町で降りて、鴨川を渡って京阪四条駅近くの会場に到着。

会は、仕切っている人間が前回とほとんど同じ構成だったため似たような進行でした。準備お疲れ様です。前回は席まで料理が運ばれてきましたが、今回はバイキング形式で、量もそれなりに確保できました。味もこちらの方がまともな感じがしました。ただ、前回は大阪の町を一望にする高層ビルの景色があったのですが、今回は鴨川沿いとはいえそれほど眺めはよくありませんでした。会の途中で出題される新郎・新婦に関するクイズは、前回に引き続きというべきか、私の班はまじめに答えていたのに1問も正解できず酷い有様でした。

帰りに河原町に行ってみると、十三・梅田までの最先着が快速急行で、見ると9300系でした。初めて乗りました。京都線の特急用車は2扉だったのに、初めて3扉を採用した車です。特急停車駅の増加に配慮したとのこと。阪急の電車はどれを見てもこげ茶色の電車としかみえない、と思っていましたが、しっかり見ているといろいろと違いますね。この電車もなかなかかっこいいと思いました。神戸線にこれに似た9000系が投入されるのが待ち遠しいですが、たとえ投入されても私の利用駅塚口には関係のない特急でしょうね…。

もともと、私の世代はうちの会社でも一番採用数が少なかったそうなので、この時期に同期の結婚が重なったのはかなりの偶然でしょう。一方、大学の同級生で結婚して食事会でもやろうと言いながら、未だに何の音沙汰も無い人もいるので、この場を借りて早く開催するように圧力を掛けておきたいと思います(笑)。


2006-06-18 くも合戦 [長年日記]

tDiary 379日目

_ [その他]くも合戦

私の地元鹿児島県姶良郡姶良町の隣町、加治木町の伝統の「くも合戦」が行われたというニュース。棒の先で2匹のクモを戦わせる競技で、リンク先にある通り島津義弘の時代からあると言われる伝統行事です。ちなみに、道路標識で市町村の境界を示すもので、単純な市町村名を書くだけではなくその町の名物などの絵を一緒に描いてあるものがありますが、加治木町のそれにはくも合戦が書いてあるものを見たことがあります。

この伝統行事自体は私は見たことが無いですが、私の母校加治木高校は加治木にあるだけに、体育祭でこれにちなんだ「くも合戦」という独自競技をやります。ちなみに他の競技に出ないような人が参加させられる雑魚競技(苦笑)。竹の棒を両側から人が担いで、その竹に2人がぶら下がって相手を落とすと勝ちというもの。確かに見た感じはくも合戦に似ています。ただこれは普通にやると人は落ちないので、決着が付くことはあまりありません。まさに参加することに意義がある、雑魚競技です。よほどやる気が無い人でない限り落ちないでしょうね。一度は、竹の棒そのものが折れて両者とも落ちたのをみたことがありますが。

地方の学校ではよく分からん伝統行事があるものだということで。この記事を読んでくださっている方の母校では何か特徴的な行事はありましたか?

_ [その他]英紙が捕鯨再開を容認

イギリスの新聞「エコノミスト」が「日本の商業捕鯨再開は正当」と捕鯨を容認する記事を載せたとのこと。圧倒的に捕鯨反対が多い英米でこの記事を載せるのはなかなか勇気がいることではないかと思われますが、やっとまともなことを書くところが出ましたか。実際のところ、日本やノルウェーが商業捕鯨再開を主張しているミンククジラは生息数は十分回復していて持続的に捕鯨を行えます。現在の主張の対立はほとんど感情的・政治的なものです。最近のIWC総会ではぎりぎりのところで再開案が否決されたということで、徐々に日本側の主張が通り始めているのでしょうか。今後の進展を期待したいものです。


2006-06-19 Edyの初期登録 [長年日記]

tDiary 380日目

_ [その他]Edyの初期登録

ここに書いていませんでしたが、土曜日に伊丹郵便局へ行って本人限定受取郵便で届いていたANAカードを回収してきました。そして早速Edyにチャージをしてみようということで、自宅のPaSoRiをパソコンに繋いでEdy Viewerを起動しました。残高チェックをしてみますが当然0円です。そしてチャージをしようとしたわけですが、その前に初期登録が必要とのこと。その作業を始めると、インターネットと通信しようとしてNorton Internet Securityがブロック。仕方なくadministratorでログオンして同じ作業を実行。いろいろ入力する項目があるのですが、それを記入して送信してもエラーになります。Edy Viewerのバージョンが最新でないとエラーになることがある、と書いてあったので早速ウェブサイトから一番新しいバージョンをダウンロードしてきてインストール。マイナーバージョンが1つ上がっただけだったのですが、記入項目が増えています。それを再度送ろうとすると、「許可されたバージョンと違います」とまたもNorton Internet Securityがダイアログを出してきていろいろと五月蝿いですね。ともかく初期登録を完了したのですが、チャージするためには初期登録から2日ほど待たなければならないとのこと。ということで、すぐに使い始めることはできませんでした。

とりあえずうちの近くでEdyが使えるところは、すぐ目の前のコンビニ、サンクスがあるのですが、もう少し使えるところが広がって欲しいものですね。

_ [科学技術]二酸化炭素の地中処分

地球温暖化対策として二酸化炭素の排出量を削減しようとしているわけですが、経済産業省が二酸化炭素の地中処分施設の整備を進めるとのこと。二酸化炭素の発生そのものを減らす対策の他に、発生した二酸化炭素を回収して処分してしまうという方法でも大気中の二酸化炭素が増大するのを押さえられるわけですが、低コストで役に立つ程度の規模でそれが実現可能なのか疑問でした。年間2億トンもの二酸化炭素をこの方法で本当に処分できるのであれば期待できますね。ただ2020年代を目処ということなので、京都議定書の期限には間に合いませんが。

この技術、石炭の地層に二酸化炭素を吹き込むと石炭が吸着してくれるというものらしいです。石炭は二酸化炭素やメタンを吸着する特性があるとのこと。もともと石炭はメタンを吸着しているので、石炭採掘中にメタンが出てきて炭鉱内での爆発事故などを引き起こしてきたわけです。ここに二酸化炭素を吹き込んでやると、二酸化炭素を吸着する代わりにメタンを放出するのだそうです。メタンの方が二酸化炭素より強烈な温室効果を持つガスなのですが、メタンを回収して燃やして発電なり給湯なりに使ってしまえばエネルギー源になりますし、そうやって燃やして出てきた二酸化炭素は元のメタンよりも温室効果は少ないはずなので、全体としてみれば温室効果の削減にはなるでしょう。もっとも、もともとの二酸化炭素を回収して輸送する過程でエネルギーをかなり使ってしまうと駄目ですが。あちらを立てればこちらが立たずの典型分野ですね。

こうやって処分した二酸化炭素が後で大量に出てくるなどという落ちは無いのでしょうか。二酸化炭素の処分方法として考えられていたものでは深海に投棄するというものがあり、深海の水圧で圧縮してうまい状態にしてやるとそのまま海から出てこなくなるというものらしいのですが、それも何かのバランスが崩れると大量に泡になって浮いてきそうなのでどれくらい安定しているのか疑問です。自然の状態で大量の二酸化炭素を吸着しているとされる炭酸カルシウム(石灰岩として全世界に存在)ならよほど安定しているのでしょうが、この形で投棄できる技術があるといいのですけどね。


2006-06-20 XP SP2 [長年日記]

tDiary 381日目

_ [IT]XP SP2

Windows XPのService Pack 2は、会社のウェブシステムへのアクセスに一部障害が出る恐れがある(IEのポップアップブロックのせい?)ということで、これまで導入を見合わせるようにという話があったのですが、ようやく導入してよろしいという話になりました。まぁ、そんなこと最初から無視して導入していたマシンもあったのですが。私の部署は結構傍若無人に情報課を無視してやっております。

私のノートパソコンは当てずに置いてあったのですが、今日当てておきました。インストール作業の最後に出てくる「クリーンアップ」という作業が異常に時間が掛かって謎ですね。名前からするとサービスパックのインストールに使った一時ファイルを消しているように思われるのですが、えんえんとカリカリハードディスクにアクセスしている音がしてなかなか終わらないという様子。自宅のマシンにインストールした時にこんなに時間が掛かったかなと思ってしまいました。

Windows NT 4.0の時は「偶数番号のサービスパックは外れ」というジンクスがありましたが、とりあえずXP SP2で問題に遭った事は無いです。今日インストールしたマシンも問題なく動いております。

_ [IT]CBitmapButtonをトグル・ホットトラッキング化

Windowsで開発している時に、アプリケーションのダイアログボックスなどにボタンを配置するわけですが、MFCでこれを実現しているのがCButtonクラスです。さらにボタン表面に字ではなくビットマップを貼り付けるようにしたのがCButtonを継承したCBitmapButtonクラスです。ボタン表面にビットマップを貼り付けるのは別にWin32SDKレベルでもできる機能なんですけどね。このCBitmapButtonでは、通常の状態、クリックされて凹んでいる状態、フォーカスがある状態、無効化されている状態の4つのビットマップを与えることができます。しかし、Windows XPのエクスプローラのツールバーのように、ボタンの上にマウスをポイントするとふわっとボタンが浮き上がったように見える機能(CSSでいうところのhoverクラスの機能)を実現できませんし、またトグルボタン(クリックした時だけボタンが押されているのではなくて、1度クリックすると凹んだままになりもう1回クリックすると元に戻るタイプのボタン)にもできません。hoverのような機能のことをホットトラッキングと呼ぶそうです。ちなみに、CToolBarクラスを使ってツールバーにすると1枚ボタンの絵を提供するだけで自動的に凹んだ状態、浮き上がった状態、淡い色になって無効化された状態をサポートしてくれてホットトラッキングも有効に働きます。しかしCToolBarではボタンを配置することしかできないので、ツールバーの中にコンボボックスなどボタン以外のコントロールを配置しようとすると、CReBarクラスでバーを作ってその中にダイアログボックスのクラスを貼り付ける必要があって、そうなるとボタンはCButtonかCBitmapButtonになってホットトラッキングはサポートされなくなります。トグルはCToolBarでもサポートされないので、結局自力で実装する必要があります。

今日は打ち合わせが長引いてつまらなかったので、本質的なことではなかったのですがこの機能を実装してみました。CBitmapButtonをさらに継承してCToggleButtonにしてみました。追加で"トグルされて凹んでいる状態"と"ホットトラッキングで浮き上がっている状態"の2枚のビットマップを読み込んで、状態に応じてオーナードローでボタンの表面の絵を書き換えてやります。MFCのCBitmapButtonのソースコードも参考にすると簡単に実装できました。トグルは、ボタンが押されるたびに内部の状態を切り替えて表示してやるだけですが、ホットトラッキングは少々面倒です。というのも、マウスがボタンの上に来た時にはその旨のメッセージが伝えられるのですが、マウスがボタンの上を離れると離れたというメッセージが来るわけではないので、どのタイミングで通常の絵に戻してやるのかが分からないのです。結局マウスがボタンの上に来た時に絵を書き換えると共にタイマを起動してマウスポインタの現在位置を常時チェックし、ポインタがボタンの上を離れたのを認識してタイマをキルしてボタンを平常の絵に戻すというコードになりました。これを書いてからMouseTrackEventというまんまそのためのWin32 APIが存在することを知ったわけですが(苦笑)。MouseTrackEventを呼んでおくと、その関数の引数で指定された時間以内にマウスポインタが領域外に出た時にWM_MOUSELEAVEというメッセージを投げて教えてくれるということで、まさにホットトラッキング専用ですね。一定時間以内に領域外に出なかった場合WM_MOUSEHOVERを投げてくるので再度MouseTrackEventを呼ぶ必要があるとか。WM_MOUSELEAVEとかのメッセージハンドラは自力でafx_msgとかの宣言を書いて追加する必要がありそうですね。結局タイマを使ってできてしまったのでその辺りは書き換えていませんが。

ということで、トグル・ホットトラッキング化も結構簡単にできました。しかしこれくらいMFCで用意しておいて欲しい機能ではあります。


2006-06-21 沖縄旅行手配 [長年日記]

tDiary 382日目

_ [旅行]沖縄旅行手配

夏休みに奄美・沖縄へ計画している旅行の手配を実施。まずは飛行機を取らねばと日本航空のウェブサイトから予約。会員登録とかをする必要もなくえらく簡単に予約できるものですね。最後に株主優待を使うという項目を選択するだけで購入期限が飛行機の出発20分前までに設定されるらしく、当日空港で買えばOK。これっていくらでも虚偽入力が可能なのでは? と思ってしまいます。しかしバースデー割引の方が株主優待を使った割引よりも安いというのはどうにかならないものか。伊丹-奄美と那覇-伊丹を予約。

続いてホテルの予約。奄美大島では大手のホテルグループとかが無かったので、楽天トラベルを使って安そうなところを選んで予約。初めて楽天ポイントを行使しました。会社の出張時の予約などに使って多少ポイントが溜まっていたので。続いて那覇のホテルは、ゴールデンウィークの四国旅行の時に高知で泊まって評価が高かったスーパーホテルを予約。これまでよく利用していた東横インは朝食無料といいつつもおにぎりと味噌汁程度だったのですが、スーパーホテルで付いてくる朝食はもっとまともなおかずが付いていて、これがいいです。那覇には空港に近いところと市街中心に近いところの2軒があって、値段は同じなのですが市街中心の方はクレジットカードが使えないという微妙な差異があり、空港に近い方を選択。スーパーホテルは直営ではなくフランチャイズのようになっているのかホテルによって細かい差異がありますね。松阪とか松山とかは会員登録も別立てというよく分からないシステムです。石垣島のスーパーホテルでは宿泊料金をEdyで支払えるというのも謎。スーパーホテルのウェブサイトから石垣島のページを選択すると他と全く異なる見栄えのウェブページに行くのでやはり経営しているところが全然違うのでしょうか。ホテルでコードシェアみたいな制度があったら面白いですが。

後は、奄美から沖縄へ移動する船なのですが、これは電話予約が必要なようです。明日昼間に電話しようと思っています。


2006-06-22 阪急神戸線スピードアップ [長年日記]

tDiary 383日目

_ [鉄道]阪急神戸線スピードアップ

阪急神戸線で10月にダイヤ改正を行って新型ATSの導入とスピードアップを実現するとのこと。従来最高速度110km/hだったものを115km/hです。また微妙な速度引き上げ幅ですな。まぁ、それでも夙川への特急追加停車を所要時間延伸なしで実現できるのですから意味があるスピードアップなのでしょう。それでも、福知山線事故後の「余裕ダイヤ」でもまだ20分で大阪-三ノ宮間を結ぶJR新快速には全く追いついていませんが。塚口ユーザである私にとっては塚口に特急が止まらない限りあまり関係ないですしね。

それよりも新型ATSです。従来から阪急のATSは速度照査付きでしかも制限速度の情報がレール伝送だったので、それってATCとどこが違うの、というようなシステムでした。今回の改良で新幹線のデジタルATCのように一段でブレーキを掛けて止めるようになるので、ますますATCですね。このやり方だと途中の地上信号機の現示する速度制限とATSが速度照査する速度が違ってしまうのではないかと思うのですが、その辺りがどうなっているのかこの資料では分かりませんね。特急停車駅が夙川と西宮北口と2駅続くことになり、その西宮北口では各駅停車追い抜きなわけですが、この新型ATSで時隔を詰められる効果も計算に入れてダイヤを組んでいるのでしょうか。

これに対して宝塚線は…。快速急行すらなくなって石橋以遠完全各駅停車ですか。三田に住んでいた頃に諸般の事情で阪急宝塚線を使って宝塚乗換で帰宅することが時折ありましたが、昼間は快速急行があってよかったものの夜間は急行しかなくて非常に遅く、これではJRに対して全く勝負になっていないと思ったものです。昼間ですら勝負を投げてしまいますかね。福知山線は客レが近年まで残っていてその頃は三田の駅に「宝塚乗換阪急梅田」というボタンの付いた自動券売機があるくらい国鉄は阪急に一方的に負けていたと聞きますが、今や完全に立場は逆転してしまった模様。関西私鉄はどこも苦しいようで、ちびちびと列車キロを削っているように見えます。もう少し頑張って欲しいですな。

_ [鉄道]北条鉄道から小野市撤退

記事のタイトルを見て一瞬ギョッとしました。鉄道廃止方針の三木市長が当選して危ぶまれている三木鉄道に続いて北条鉄道まで廃止されるのかと思ったのですが、北条鉄道への出資から小野市が撤退するとの話。記事を読む限りでは経営方針を巡る対立のようですが、実際のところそれ以前に、北条鉄道の各駅の中で小野市内にあるのは起点の粟生駅だけであって、北条鉄道がたとえ廃止になってもJR加古川線や神鉄の粟生線があるために小野市にとっての鉄道の便はほとんど悪化しないという事情があるので、北条鉄道に小野市が出資していたこと自体驚きです。これに対して加西市にとっては北条鉄道が唯一の鉄道の便なのでより切迫しているのでしょうけれど、もはや大阪方面へは高速バスの方が圧倒的に便利で勝負は付いているので、まだこの加西市長は鉄道に積極的に見える発言をしているようではありますが、そのうちに廃止ということになりかねないと思っています。一応2000年にフラワ2000形という新車を入れているのですぐの存廃問題はないと思っていますが、三木鉄道も同じ頃に新車を入れているのに廃止問題になっているんですよね。結局加古川線系の支線は全滅する運命なのか。むしろ今までよくもってくれたというべきか。

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]

_ みうみう [俺の理解ではATCとATSというのは技術によって区別 されるものでなく、ブレーキをマン優先とするか、 マシン優先とす..]

_ Tamon [地上子よりレール伝送の方が信頼度上なんですかね。 単に現示アップを即時伝えられるのがレール伝送っていう認識だったんで..]


2006-06-23 テレビ壊れる [長年日記]

tDiary 384日目

_ [生活状況]テレビ壊れる

大学入学時(1997年)に購入して使ってきた14インチCRT方式のテレビがついに壊れました。先週の金曜日に明確に調子がおかしくなって、画面が左右に揺れるようになっていましたが、それでもまだ映ることは映るので代替機の検討を始めつつニュース程度を見るために延命して使っていました。しかし今日になってニュースを見ていると突然プツンと電源が切れるかのようにお亡くなりになってしまい、そのまま何をしても映ることはなくなりました。9年以上にわたって運用してきたのでこの程度のものでしょうか。ちょうど週末ですので電器店にでも出かけて新しいテレビを買おうと思っています。

代替機はいよいよ液晶テレビかなと思っています。ついでに地上デジタル対応も済ませてしまいたいと考え中。今だと20インチの液晶でも松下から地上デジタルチューナ付きのものが出ているようで、その上の26インチとかでも何とか財布の都合が付きそうな感じ。これくらい大きくなると棚の方が問題です。値段を調べると、価格.comとかの最安値店は怪しいところが多いのでおいておくとして、ウェブ上では大抵の店よりAmazonの方が安い感じです。この値段を元に量販店の店頭価格と比べて決めましょうか。

現在のテレビはコンポジット端子しか付いていない(しかもモノラル)安物で、ビデオもゲーム機も全てコンポジット接続にしています。しかし大きな画面になるとやはりにじみが出るということなので、もっといいケーブルに更新したいもの。調べてみると、D端子よりさらに新しいHDMI端子とかいうものが出ているようで、いろいろ複雑ですね。追いきれないです。とりあえずゲーム機側のケーブルを調べるとD端子にするものがあるので、D端子で接続ですかね。ビデオの方はまだ調べていませんが、これもテレビと同時に購入した9年物なのでそんなに長く使わないと想定しています。そもそもビデオを使う機会がもう滅多にないので、コスト重視で選択しようと思っています。

_ [その他]スーツケース購入

海外出張に向けて、スーツケースを購入しました。ウェブ上で適当に探して見つけたショップで注文して今日届きました。1週間程度の滞在はこれくらいの大きさ、というお勧めを見て購入したのですが、届いてみると予想以上に大きいですね。全然考慮せずに買ったのですが、飛行機の託送手荷物の限界の大きさに近いようです。これを持って歩くのは結構しんどそうです。空港アクセスで乗換が嫌われる理由がいまさら思い知らされます。その割には関空に行くのに南海特急ラピートに乗ってみたいなと思っている馬鹿(伊丹からだとラピートに乗るのはJRの関空快速などに比べて余計に乗換があります)なのですが。ウェブの案内を読むと「スーツケースは帰りにお土産で膨らむので行く時は半分くらい空けて行くもの」らしいですが、ほとんど土産を買う習慣のない私にはだとするとやはり大きすぎるものを買ってしまったかもしれません。家にある服のほとんどを詰められそうな勢いです(やや大げさ)。普段の旅行時にはボストンバッグを使っていて、割とどこでもそれを持ったまま観光をする(ちょっと邪魔ですが)のですが、さすがにこれでは無理でしょう。あまり移動のない行程であることが助かります。自分が観光目的でヨーロッパに行くとしたらかなり大変かもしれません。ということで徐々に準備進展中。


2006-06-24 ソフトボール大会 [長年日記]

tDiary 385日目

_ [その他]ソフトボール大会

会社のソフトボール大会に動員されて出場。もともとうちの部では9人揃わなかったので不出場の方向で進めていたのに、出る気のある他の部から人数が足りないので一緒に参加してくれと要請されて出る羽目に。しかも要請された割には出場者の過半数が私の部からというのはどういうことか。11人しか人数を集められなかったので交代者を考えるとなかなか厳しいところです。

朝8時30分にグラウンドに集合。役員はもっと早くから来て準備をしていたそうでお疲れ様です。4つのコートを準備して分散して試合開始。我々のチームは第一試合からいきなり試合でした。おまけに、全然スポーツができない私にファーストが回ってきました。確かに内野の中では比較的楽なポジションではありますが、ゴロのボールは必ずファーストへ送られてくるので、アウトを取るためには確実に捕球しなければならず重要でしょう。そういう場所へ私のような経験のない人間を置いてよいのかと思います。ただ、周りの人間もほとんど駄目なんですが。しかし相手のチームはそれなりにうまい人が揃っていて全く歯が立たないという有様。試合時間の大半はつるべ打ちにされていました。ゴロの処理時には何とか捕球できていました。2球は落としてしまいましたが打者走者がベースに達する前に拾い直して事なきをえました。その他は送球した人の暴投で全くグラブにかすりすらしないものも。打撃の方は参加した2試合で4回打席に立ったものの、ライナー1、ゴロ3(そのうち1つは1塁走者封殺で出塁)と散々でした。結局2試合とも10点以上の大差を付けられて敗北。昨年はここまでひどい惨敗ではなかったですし、一昨年は結構上位まで行ったので、年々レベルが上がっているのではないかという疑惑があります。

その後審判をすることになって、役に立たない1塁塁審としてぼーっと突っ立っていました。球審ならともかく、塁審がジャッジをしなければならないほどのきわどいクロスプレイが起きるわけもなく。審判をした時の対戦チームはどちらも非常に上手で、特に守備が凄かったです。内野ゴロでは確実にアウトが取れますし、外野に上がったフライもどれくらい守備範囲が広いのだろうかと思うくらいあちこちで確実に捕球していました。おかげで緊迫した投手戦に。ウィンドミル投法で剛速球を投げ込むピッチャーまで登場して何でこんなプレイをできる人たちがうちの会社に沢山いるんだと思ってしまいました。

14時過ぎに全ての任務(2試合敗退+審判)が完了して、上位進出チームの試合を尻目に引き上げてきました。それでもって18時30分から再び出かけて有志で打ち上げ。このメンツで飲み会をするのは初めてでしたが、そのうちの1人の先輩の発言の信頼性は朝鮮中央通信™なみであることが本日判明。


2006-06-25 模型配線計画 [長年日記]

tDiary 386日目

_ [模型]模型配線計画

またぞろ鉄道模型の線路を増やそうかと計画を始めました。寮の自分の部屋では模型をまともに敷くことは到底困難なので、模型は常に実家に保管されていて、帰省した時にちょっと遊んでみるくらいです。実家の自分の部屋は6畳ほどのスペースがあり(畳の部屋ではないので厳密ではない)、しかも寝る時は他の部屋に布団を敷いて寝ることもできるので一応ほぼ全面積を一時的にお座敷レイアウト*1敷設に使用することも可能です。このスペースで現在は部屋の長い方向に目いっぱいの複線長円エンドレス+1箇所のループ線(高架橋)があって、ホームストレートに16両編成が停車できる駅とその両脇に車両留置線17線とターンテーブルを備えた機関区という構成。ほとんど何の工夫もないただ車両収容数を増やすことだけを主眼に置いた構成ですね。大量のポイントを敷設している割には運転上の面白みがあまりないのが難点。いろいろ新しい構成を考えていますが、しばしば部屋の面積を一杯に使い切ってしまって自分のいる場所が無くなるのが問題(苦笑)。こうやって考えている時が一番楽しく、結果としてはじき出される予算に愕然とするのが常です。計画するだけならタダですから。

複線なので、同時に走行させられる列車は2本です。鉄道模型では最新のデジタル制御を導入しない限り、線路に流す電流で列車を制御しているので、同じ線路上を走る列車は同じ動きになってしまい、独立して制御しようと思えば線路を区切って独立した給電を行う仕組みを考えねばなりません。そういった特別なことをしなければ、複線の線路では2本の列車しか同時に走らせられないわけです。たくさんの留置線を擁して多くの列車を同時に留め置ける私のレイアウトでも、大半の車両は留置線で寝ているだけになるわけで、やはり同時に走行可能な列車数を増やしたいものです。そこで複々線化などを考えています。単純に4線がぐるぐる回っているだけだと面白くないので、駅部では合流するけれど駅以外の場所では複線の線路2組に別れるようなプランが面白いと検討中。

配線計画をするのには、現在は鉄道模型レイアウターFを使っています。アイマジック社製で、もともとは鉄道模型シミュレータをパソコンで動かすために配線データを作成するソフトだったのですが、模型発売元のトミーテックと協力して配線計画部分だけを切り出して発売しているものです。模型自体が実物の鉄道のシミュレータのようなものなのに、それをさらにシミュレーションするとは如何、と思いますが。ダブルスリップスイッチやY字ポイントのような比較的新しいレールまでサポートされていますが、一番最近に出た十字クロッシングのようなレールはサポートされていないのが残念です。またもともとシミュレータの一部として開発されたためなのか、レールの高さの設定がかなり謎仕様です。高架橋を計画する際に、通常のレール+橋桁+橋脚の3つの部品を配置しなければならないのも謎。模型用のレール製品では高架橋用には橋桁にレールがねじ止めされたものが一体となって売られていて、通常分解することはありません(レールの形と橋桁の形が一致していなければ意味がないので当然です)。これに任意の高さの橋脚を取り付けて高架橋にします。これを常に別々な部品として扱って設置しなければならないというのは単に面倒が増えるだけです。また、橋脚の設置操作も非常に面倒が多く、こういうところはもっとユーザインタフェースを改善して欲しいところです。

一応模型の配線計画ソフトウェアではRailRoaderというシェアウェアも存在しているのですが、使ったことがありません。自力でレールデータを追加できるなどの仕様があるようなのですが。

いろいろ不満があると自力でソフトウェアを開発したくなってしまいます。いろいろ難しいところはあるのだと思いますが、レール部品の構造を表すXMLデータ形式を考えてデータファイル化し、OpenGLとかを使って画面に表示するようなプログラムを考えれば、自由に回転させたり見る角度を変えたりもできそうです。模型のレイアウトを計画するソフトウェアを考えてみると、難しそうなのは「なじませ繋ぎ」を許容することではないかと思えます。というのは、フレキシブルレールといって力を加えると曲げることができるレールを使って自由な配線を計画することができるものもありますが、これはお座敷レイアウトでは使えない(曲げたレールをその形のまま固定できないので)ため、通常は規格化されたレール部品を配置するだけで配線を構築しなければなりません。レール部品の規格は実によく考えられていて、限られた製品ラインナップで実に膨大な配線パターンを可能とするようになってはいるのですが、それでもいろいろ不可能なパターンも出てきます。しかし、実際のレール部品はプラスチックなどで作られているためフレキシブルレールではない規格化されたレールであっても多少は曲げたり接合部の隙間を許容したりして、幾何学的には不可能なレール配置をすることも可能です。これを俗に「なじませ繋ぎ」と称していて、メーカが公表している代表的な配線パターン図の中にも実は幾何学的には繋がらないけれどなじませ繋ぎを見込んで作られているものがあります。ソフトウェアで配線計画をする上では、厳格にソフトウェアを作ってしまうとこのなじませ繋ぎは排除されてしまい、これがなければ使える配線パターンがとても減ってしまうため、それをどう許容するかが問題です。実際鉄道模型レイアウターFでもある程度ずれていても繋がっていると見なす機能が付いています。なかなか感触が微妙なのですが…。特にカーブポイント(曲線中に分岐器を設置できる部品)は、カーブ中で単線を複線に分岐させる目的と、複線のカーブ中に渡り線を設置する目的の2つに同時に使えるように設計されている部品で、もともとこの2つの目的は幾何学的には両立し得ないこともあってわざわざなじませ繋ぎをしやすくする工夫が製品に施されている(持っていない部品なので伝聞ですが)とか。これをソフトウェア上で描かせると全然繋がっていないように見えて、実際にソフトウェア自体もそのままでは途切れていると認識してしまうので、マニュアルにカーブポイントを繋がっているとソフトウェアに「誤認識」させる方法が書かれているくらいです(苦笑)。なじませ繋ぎ判定機能が動作するくらいに端点間を接近させるために若干カーブポイントを回転させるのですが。このあたり、自分で作ろうと思ったら結構泥沼の気がします。

まぁ、こういうものは考えているうちが一番楽しいですね。旅行も、計画を立てる段階が一番楽しいと思っています。

*1 お座敷レイアウトというのは、線路を固定して周囲のジオラマまで作ってしまう本格的なものではなく、分解可能な線路を一時的に組み立てて列車走行を楽しむ形態を指す模型用語


2006-06-26 テレビ購入 [長年日記]

tDiary 387日目

_ [生活状況]テレビ購入

土曜日のソフトボール大会で実質的に1日休みが潰れるので、今日は年休を入れておきました。昼頃から昼食をかねて外へ出かけて、テレビを物色。うちから近いのでよく利用するショッピングモール「つかしん」です。以前は平日だとガラガラだったのですが、改装後はかなり人が入っているようで、平日昼間だというのに食事をする場所は座る所が無いくらい混んでいました。これは結構驚き。お年寄りや主婦はともかくとして、平日昼間にこんな場所にいる人間は何をしているんだろうと思ってしまいます。私もですが。父親が土日が休みとは限らない職業だったこともあって、子供の頃は土日が必ず休みなのは学生だけと思っていたのですが、大学に入って上京した頃から平日と土休の電車の混み方のあまりの違いにやはり土日が休みになる職業もかなり多いんだと認識したものです。その、土日が休みとは限らない職業の人たちが平日に休んでここにやってきたとして、それでこれだけ混んでいるのなら大したものなのですが、それだと休日はもっと悲惨な混み方をするはずなのにそうではないので、やはりこれだけ人がいるのは結構謎。近隣の職場から昼食を取りに来ている人もいるのでしょうか。

あれだけいろいろと地上デジタル対応の液晶テレビを検討しておきながら、やっぱり今の段階でそんなにお金を使うのはもったいないと、旧来の地上アナログだけ対応のブラウン管テレビに心が傾いて、電器店までやってきました。実は鉄道模型を買うのによく使っているジョーシン電機からDMが来ていて、ポイントカード会員専用の割引価格が掲載されたチラシが入っており、それに載っていたテレビがいいと思ったというところがあります。MITSUBISHI 21T-D104です。21インチステレオ対応のテレビでD1端子まで対応しています。これが店頭では2万5000円前後で売られていたのですが、チラシでは1万9990円で、実際にチラシを提示するとこの価格で買えました。2万円程度で買えるのなら、2011年のアナログ停波までしか使わないと考えても年4000円程度のものですし、その間に地デジ対応薄型テレビは平気で2万円以上の価格低下が進みそうです。今のところテレビをそれほど見るわけでもないので薄型テレビがそれほど欲しいわけでもありませんし。既に薄型テレビを購入している友人とメールで相談すると、「2011年の家電の状況や放送と通信の関係がどうなっているかよりも、その時に自分の生活がどうなっているかの方がはるかに予想できない」というコメントを貰って納得したのでそういうことになりました。実際どういうテレビがいいかは自分の生活様式の影響が大きいですよね。

それにしても、DMチラシだけで店頭価格から5000円も簡単に値段が下がったのが結構驚き。そもそもそんなに店頭価格より安い価格を会員専用価格として設定しているとは思いませんでした。もちろん店頭だと10%とかのポイントが付くのが、DMを見せると現金で値引く代わりにポイントが1%になるのですが、それを考えても3000円近い値引きです。家電の粗利益率は一体どうなっているのでしょうか。逆に言えば、DMを持って無くても店員との価格交渉次第ではそれくらい下がるということなのでしょうか? 値切りとか全然しない人間なのでよくわかりません。

車を持っていない私が自力で寮までこれを運ぶのは無理なので、配達を依頼。ついでに今の14インチテレビのリサイクルを依頼。リサイクル料金、配達料金締めて23325円でありました。明日配達・回収に来る予定。寮の管理人さんに代わりに受け取ってもらい、かつリサイクルに出すテレビを預かってもらうことにしました。PS2をD端子に繋ぐケーブルも購入したので楽しみです。


2006-06-27 テレビ到着 [長年日記]

tDiary 388日目

_ [生活状況]テレビ到着

昨日購入したテレビが到着しました。さすがに21インチになると箱が大きくて重いですね。従来14インチテレビでしたから、1.5倍になると重量は3乗で約3.3倍になる計算。ブラウン管テレビは中の空洞(真空)が大きいので単純計算ではうまくいかないでしょうけれど。早速設置。従来棚の所にビデオデッキをおいて、その上に14インチテレビを載せていましたが、新しい21インチテレビはビデオデッキを撤去しても同じスペースに収まらず、棚の段の高さを変更してどうにか入るようにしました。はじき出されたビデオデッキは上の段に行って裏を通して配線。奥にテレビを押し込んでしまうと裏の配線ができないので、中途半端な状態でテレビを支えながら配線をするのが大変です。
タンカー襲撃中

早速電源を入れてテスト。テレビ放送も問題なく映り、これまでモノラルテレビだったのでできなかった音声多重放送の切り替えとかもできるようになったようです。またPS2をD端子ケーブルで接続してテスト。やはり大きな画面になるとゲームの感覚が違ってきますね。それに画面が綺麗です。上の写真では縦に線が入っているようにみえるかもしれませんが、これは単にゲーム中の効果で雨が降っているシーンだからです。やっているゲームは例によってMETAL GEAR SOLID 2 SUBSTANCE。というか未だにPS2で持っているソフトがMGSシリーズの3本だけなのですが。ゲームキューブも持っていますがMETAL GEAR SOLID THE TWIN SNAKESだけ。他にコンシューマゲーム機ではファミコン世代のセガ製メガドライブというものを(もう何年も動かしていないものの)保管していますが、これもスーパー大戦略とアドバンスド大戦略の2本だけです。凄く偏ったソフト構成ですね。

ということでテレビが無事復旧しました。ビデオデッキも9年ものですがあまり使わないですし、壊れたら廃止してしまってもいいかもと思っています。


2006-06-28 氷取り [長年日記]

tDiary 389日目

_ [生活状況]氷取り

現在、韓国大宇(DAEWOO)製の小型冷蔵庫を部屋で使っています。同期が結婚で寮を出る時にくれたもの。1ドア式なので全面冷蔵空間ですが、中の右上に小さなボックスが付いていてその中では一応氷を作ることができます。よくある方式です。最初はなんともなかったこの製氷ボックスの周辺にただならぬ量の氷が付着して日々成長し、鍾乳洞のようになって来ました。製氷皿に水を入れてここに置こうとしても水平が取れないので水が若干こぼれてしまい、それがさらに氷の成長を促しているのかもしれません。そこで一晩電源を切って解凍してみることにしました。電源を切って扉を開けた状態に固定し、寝床に付くとしばらくしてピタピタと氷が溶けて水が滴る音が聞こえ始めました。朝起きるとすっかり溶けて冷蔵庫の下に敷いてある金属のプレート(和室なので冷蔵庫から水が滴って床や畳を傷めないように寮の方から配布されているもの)に大量の水が溜まっていました。かなり驚くほどの量です。電源を再び投入して出勤しました。

帰ってきて様子を見てみると、再び製氷ボックスの周りにわずかながら氷の形成が見られます。今朝の時点では完全になくなっていたものなのに、またも氷がすぐに成長してきているのはどういうことか。製氷皿からこぼれる水がなくても結局のところ湿気を集めて霜のように付着して形成されるのではないかと疑っています。そういえばかつて実家の冷蔵庫もかなり霜のようなものが付着して定期的に母が清掃していました。しかし最近の冷蔵庫はそういうものがあまり付着せず、いろいろ技術的に改良されてきたのかと思っていました。どうも大型の冷蔵庫には霜取り機能が内蔵されているのが最近の標準みたいですね。このての小型冷蔵庫では自力でやる他なさそうです。うかつに工具で削り取るようなことをすると、うっかり冷媒の配管に穴を開けてしまって一瞬でお陀仏になる、という記述を見つけたので気をつけなければ。

_ [その他]謎の生物徘徊

会社から帰宅途中、道路の脇を何やら動物が走っていきました。よく猫を見かける辺りだったので今日も猫だろうと思ってよく目を凝らしてみると、あきらかに猫とは違う動物でした。猫に比べると足がずっと短く、最初は子猫かと思ったのですが明らかに胴の長さと足の長さの比がダックスフントかプレーリードッグのようで猫ではありえません。また猫も人間を警戒して逃げますが、この動物の人間に対する警戒振りは猫とは違った感じ。そして、道路の側溝の中を走って移動していました。これは猫ならばしないであろう行為です。鳴き声も表現しづらいのですが「キー、キー」といった感じ。しかも同じ動物と思われる個体が2匹近くで走っていました。写真に撮ろうかと思ったのですが、既に非常に暗くてしかも側溝の中なので、手持ちの携帯カメラではとても無理な状況でした。帰ってきてからウェブでタヌキとかハクビシンとか写真を見て調べたのですが、あの状況でちょっと見ただけの動物を特定するのは無理ですね。怪しい外来生物がペットから逃げ出したようなものでなければよいのですが。

本日のツッコミ(全3件) [ツッコミを入れる]

_ ryot [うちの周りはハクビシンのすくつです。果物がしょっちゅうやられる_| ̄|○]

_ tsunemi [フェレットとかじゃないのですか? 何となく。]

_ Tamon [> ryot氏 ハクビシンも元は外来生物という説が濃厚のようですね。 > tsunemi氏 フェレットも疑っている..]


2006-06-29 やっと旅程決定 [長年日記]

tDiary 390日目

_ [旅行]やっと旅程決定

7月にプラハでの学会参加のついでにスイスを訪問して見学する出張の準備を進めています。プラハの学会の方は日程は最初から固定されているので問題ない(とはいえ、未だにプログラムが配布されていないというかなりいい加減な学会です)のですが、スイスの方がかなり大慌て。なかなか連絡が付かずに困っていたのですが、見学を依頼していたツテのある人が病気になってしばらく職場を離れていたらしく、そのために連絡ができなくなっていたようです。結局その人の代わりに私の見学を引き受けてくれるという人と連絡が取れて、「07月13日の9時にZurichの中央駅(HauptBahnhof)に来い」ということになりました。ということで急いでホテルの予約などを始めました。プラハの学会はホテルでの開催で、学会を主催している団体が特別割引の受けられるホテルへの予約フォームを準備していたのでそれを使うだけでした。チューリッヒの方は自力で何とかしなければということで、安易に楽天トラベルを使用。ヨーロッパのホテルは1泊朝食付きが標準ですが、チューリッヒでは13000円くらいからしかないようで、日本に比べて随分高く感じられます。日本が異様に安いだけでしょうか? とりあえず、中央駅から歩いて5分くらいの場所にあるホテルを確保。空港からも電車で10分くらいで中央駅に着くそうなので、20分もあれば空港へも到達できる好立地といえるでしょう。飛行機の方は会社の出張手続き担当窓口に依頼。5月中から既に予約の状況をFAXで送ってきていて、ルフトハンザ - フランクフルト経由とエールフランス - シャルルドゴール(パリ)経由の2案を提示。ルフトハンザのフランクフルトからの帰国便がキャンセル待ちだそうで、せっかくANAカードを作ったのにマイルを貯められないという罠が待ち受けていそうです*1。マイルだけでなく、エールフランス利用の行程だとチューリッヒの出発が朝7時30分という殺生な時間設定なので勘弁して欲しいところです。キャンセル待ちの結果はどれくらいの時期になると分かってくるものなのでしょうかね。

ちなみに、7月の夏休みの奄美・沖縄旅行についても船の予約を完了してほぼ手配完了。船会社に電話をして予約しました。話をしていると、2等寝台は8人部屋と6人・4人の部屋があって、当然1人で利用すると相部屋なのですが、6人・4人の部屋に比べると8人の部屋の方が安いのだとか。ウェブサイトでは高い方の6人・4人の部屋の運賃が記載されているようです。ある程度の時間を船内で滞在する場合、雑魚寝の2等は辛くて寝台はせめて確保した方がよいというのが経験なので、この選択となりました。なお、レストランがなくて自動販売機での供給のみであり、食料の持ち込みを推奨する旨予約時に警告がありました。21時30分名瀬出港、08時30分那覇入港だと食事は要らないでしょうけれど。船ファンのウェブサイトによるとこの会社はフライング出港で有名だそうで、30分くらい前には余裕を持って港へ行かなければと思っています。

実は7月の夏休みに会社の同期連中で沖縄旅行を計画していて、それとぶつかりそうになりました。現地合流でもいいかなと思っていましたが、この名瀬から那覇へ移動するフェリーが1週間に1便しかなくて日程を動かせず、合流しないことに。向こうの計画をしている人と話をしていて「なぜ奄美に?」「妹が奄美の県立病院で看護師をしているから」「なぜ奄美? (私の出身地鹿児島と)県が違うでしょ?」と言われてカチーン。奄美諸島は与論島まで全て鹿児島県ですよとしっかり念押ししておきました。確かに薩摩藩の琉球征伐で琉球王国から薩摩藩直轄領土に編入された土地ではありますが*2

*1 ルフトハンザはANAと同じスターアライアンス、エールフランスはスカイチーム

*2 種子島と屋久島は元からの日本国で大隈国の一部、奄美以南は琉球征伐以降に大隈国に編入

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]

_ ryot [県が違うサイコウ 伊豆諸島を東京都だと思ってない人は…いなさそうだな いるとすればそもそも何処の県だという意識もな..]

_ Tamon [うっかりエールフランスをワンワールドと書いてしまっていたorz。 エールフランスの所属アライアンスはスカイチームです..]


2006-06-30 パソコン修理 [長年日記]

tDiary 391日目

_ [IT]パソコン修理

会社で事務を担当してくれている人(私の母親くらいの世代の女性でパソコンには弱い)のパソコンが突然お亡くなり。近くに座っているのでよく分からないことがあると呼ばれて教えることがあるのですが、今日は呼び出されてみるとブルースクリーン。Windows 98くらいまでの鮮明な青ではなくWindows 2000以降の少々暗くなったブルースクリーンを久々に見ました。今はOSが落ちることはほとんどありませんからね。とりあえず再起動だろうと思いきや、リセットしてももう2度と起動することはありませんでした。ハードウェアがお亡くなりのようです。BIOSの画面で調べてみると、プライマリIDEのマスタに繋がっているはずのハードディスクが"Unknown device"と表示されていて、ハードディスクがお亡くなりという最悪の事態に。とりあえず他所から余っていたPCを借りていて一時的に事務作業を行えるPCを確保した上で、ハードディスクからのデータレスキュー作業が始まりました。

最初はハードディスク間の直接コピーをする専用製品、century製「これdo台」を投入。この装置から出ているIDEケーブルと電源ケーブルをハードディスクに繋ぐことで、PCを使わずにハードディスク同士のコピー操作を可能にしています。こんなものが職場にあるというのがまたマニアックなところ。しかしどうも相性問題が多いらしく、今回も成功しませんでした。これを買った人は、買って以来一度も成功したことがないと言っていました。

結局PCで何とかコピーを試すことに。DriveImage(メーカのページがなくなっているようなので個人の解説ページにリンク)というソフトの緊急起動ディスクを使って、新しく用意した健全なハードディスクと問題を起こしているハードディスクを同じPCに接続した環境を起動して、ハードディスク間コピーを試みました。Unknown deviceになったままではどうにもならないわけですが、どうやら正しくディスクがスピンアップしていないらしいということが分かったので、この手の症状の定番対策、「ハードディスクを斜めに傾けて叩く」という方法で見事にスピンアップ。PCからハードディスクを認識することに成功し、DriveImageでバックアップにも成功しました。まさかこの対策がこのケースでうまくいくとは思いませんでした。一度スピンアップしたものを止めてしまうと二度と動かなくなる恐れがあるということで、スピンアップした後は電源を切らずに一切の作業を進めたため、本来活線挿抜*1非対応のIDEハードディスクやPS/2キーボードを電源入のままで繋ぐという非常識な手段に訴えましたが、何とか壊れずに動いてくれました。こうして見事に環境がそっくり新しいハードディスクにコピーされ、無事にWindows XPが起動してきた時には周囲で手伝っていた私を含めて4人から拍手が。この手伝った人間の人件費を考えると非常に高価な修理費でしたね。

それにしても、PCからケーブルに繋がったままのディスクを外に引き出してそこで叩いてスピンアップを促すというような処置をしている様子はまるで外科手術ですね。いろいろなケーブルが繋がっている様子を見ても、カテーテルだらけで人工心肺によって生かされている末期患者といった様子。今回のハードディスクからのデータ移植作業も、例えてみると一度お亡くなりになってしまった患者を電気ショックで無理やり一時的に生かしてデータだけ搾り出してクローン作成、といったところでしょうか。なかなかマッドな処置であります。

_ [科学技術]ロボット博物館

日本初のロボット博物館が名古屋に誕生だそうです。最近財政破綻して財政再建団体に転落して有名になった夕張市にある夕張石炭歴史の村の中にロボット博物館があるのはすっかり無視されているのでしょうか。まぁ、あそこのロボット博物館は見る価値があるのか?というような展示内容ですけど。あそこで本当に価値があるのはSL資料館と石炭資料館だけではないかと。

*1 電源が入ったまま装置を繋いだり切り離したりすること、USB機器が代表例


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